嵐のデジタル活用!~SNSの特性を活かす!~嵐⑮
こんばんは、チーママやよいです!年末調整ですが、主婦のパートの方でも、年収103万円を超えると所得税がかかるから年末調整しなくっちゃと気づきますが、意外に見落とされがちなのが住民税。住民税は103万円ではなく98万円くらいを超えるとかかってきます。これも年末調整により少し払う金額をおさえることができるのです。ただ住民税は所得税と違い均等割がありますので0円にすることはできませんが。でも時間給で働いているパートやアルバイトにとってはたとえ数千円でも大切ですよね。
東京の書道教室 書道のはな*みち 主宰 スパルタ書道家 高宮華子先生の双子の姉、はな子ママのラジオ番組「はな子ママのお部屋」を聞いて、学んだこと、気づいたこと、感じたことなどを愛弟子兼チーママやよいの独自の視点も加えて書き連ねていきます。はな子ママのお部屋のnote支店としてもご活用ください。
はな子ママ、華子先生のことをもっとお知りになりたい方はこちらにアクセスしてみてくださいね。
嵐のデジタル活用についてお届けしています。
前回、YouTubeやTikTokといったSNSの活用についてお話していました!
今回はその続きです!
SNSの仕方にも特徴があります。
YouTubeよりも拡散性が高いのがTikTokです。
スマホアプリを開いてすぐにホーム画面上で動画が再生されます。
この再生される動画というのは、必ずしもフォロワーが多いから、そのアカウントが再生されるというわけではなく、独自のアルゴリズムがあります。
例えフォロワーが少なくても拡散性が高いのがTikTokです。
嵐の場合は、フォロワーが少ないわけではありませんが、その拡散性を十分理解して活用していました。
2020年7月24日、デジタル配信のみのでリリースされた
IN THE SUMMER
今、ちょっと感慨深く、YouTubeで動画観てました。
あー尊い
5人揃ってる嵐、大野くんがいる嵐の存在
激しく踊ってるわけでもなく、どちらかというと地味な服装でシンプル。
きれいな海、景色に、強調しない衣装。
嵐の存在が際立っていました。
・・・・・・・
あっすいません、チーママやよい、ちょっとトリップしていました。
えーと、それでこの
IN THE SUMMERという曲ですが、YouTubeでは、その世界観や嵐5人の歌が堪能できる配信となっていました。
一方、TikTokでは、MVを単に短くした動画を投稿したのではなく、その特性に合わせて新しく作られた短い動画が公開されました。
メンバーが一人ずつ歌って踊っている動画、2.3人のメンバーの組み合わせを作って踊っている動画が配信。普段、テレビで見る嵐は5人揃って歌っていますよね。なので、中でも、ライブでしかほぼ見ることができないメンバー組み合わせの動画や、一人ずつの動画はファンの関心が高く人気で、投稿されるたびに話題になりました。
短い動画だからこそ投稿できるというバージョン展開は、TikTokの特性がすごく活かされており、広く観られました。
TikTokは、当時60秒が上限(今は3分に大幅に拡大されています)で30秒くらいの動画が多く、一つの曲や、同じテーマの中で何種類も撮影し、何日かに分けて少しずつ細かく投稿するのも有効的。毎日ちょっとずつ積み重ねていくことで、自然とTikTokユーザーも動画を目にする回数が増えていきます。
嵐は、このようにデジタル活用していました。また、
#(ハッシュタグ)はTwitterのトレンドで使われていますが、TikTokの時も必ず#をつけて投稿。同じ#を使ってファンはTwitter上で拡散。
このように、嵐ファンの中で自然に拡散されていき、さらに拡散ツイートが増えて、Twitterのトレンド入りしていく、という構図。
そして、またTikTokでもさらに拡散。追い打ちは、嵐メンバーの最後の
踊ってね!
ファンはこれを聞いたら、とりあえず踊ってみるしかないですよね。
ファンはちゃんと踊ったよーと嵐のメンバーに伝えるために、踊ってみた動画を投稿。これにはもちろん#がつけられています。いい循環が起こります。
嵐が自ら踊ってみてね!と言うことで、ダンスに対するハードルが下がるんですね。ダンスが上手いか下手かは別次元。普段ダンスをしていない人まで踊ります。
このメンバーの声かけが大切です。
書道家の華子先生も、
コンテンツを作る時、ペン字の動画や、プログラム開発をする時、最後に必ず、「ぜひやってみてくださいね!」と、一声添えているそうです。
これが大事なんですね。
この一言で、見ている人、聞いている人は、次の行動に移りやすくなります。
「ここに気をつけて書いてみてくださいね」
などのように、次に繋がるようなセンテンス、文章を必ず入れている、ということです。
もともとすごく意識が高い人は、何も言われなくてもやりますが、一方、自信がつくまでは自分でできない、という人もたくさんいます。
そういう方々の背中を押すために、最後に、主宰している人や投稿主、発信している人の、ぜひやってみてください、この一言はとっても大事な言葉。
この一言で、見ている人、聞いている人の行動の心理的ハードルを下げるという効果があります。
SNSの投稿方法ですが、少し前になりますが、
ストーリーズ
という機能が追加されましたよね。
これは、リアルタイム性が重視されている機能です。
24時間で消えてしまいますからね。
いやあ、チーママやよいにとっては衝撃的です。
せっかく上げたものが自動的に消えちゃうんですから。
でも、そういう投稿も今の時代には合ってるんですかね。いやあ、実に刹那的。
嵐も、アジア4都市を回っている時の動画もストーリーズにUPしていたそうです。
嵐はファンのことをとてもよく考えていたからです。
また、
2020年3月1日、学校が休校になっている中、小中学生は家の中でどうしていいかわからない時間を過ごしていました。
そんな小中学生が少しでも楽しくおうちで過ごせるように、嵐は考えました。
そして、ほぼ告知なしのインスタライブを配信。
嵐カルタで遊んでいるところは、まるで楽屋を覗き見しているかのようなシーンでした。嵐カルタで遊んでいる、ただそれだけの、非常にゆるーいコンテンツが配信されたのです。
Instagramはこのように十分企画していなくてもゆるく見せるものでいいというのが、配信する側と観る側の共通理解です。その共通理解をファンも嵐も持っていました。ファンがコメントし、そのファンの要望に嵐が応えたりと、ライブしながらリアルに応えてくれるんです。写真を撮りたいと言われると、スクリーンショットしやすいようにポーズを長めにしてくれる。要望に応えてくれるこの嵐の姿はファンにはとても喜ばしいことですよね。
楽屋裏のオフな印象、プライベートな時間を配信してくれることで嵐と繋がりをもてる、これはファンにとっては極上の時間であり、ファンの気持ちに寄り添った内容になっていました。
インスタライブは突発的なものが多いですが、ファンはその情報を拡散してくれます。ゲリラライブにも関わらず、数分で何十万人も集まることに。
各メディアの特性とファンの気持ちを理解していた上で、最適だと思うコンテンツをしっかりこだわって作って、それを確実にファンに届けていった嵐。そこには、嵐の愛と覚悟がある。だからこそ、どんどんとデジタル活用がうまく機能していったのではないでしょうか。
このように、嵐は常にファンに最高の体験をしてもらいたいということを考えていました。これは嵐に限らずどのアーティストも思っていることだとは思いますが。
ファンの喜ぶ気持ちを予想して活動していても、ファンが楽しんでいないなと感じたら、迷わず使うのをやめることも。最高のすごい技術を使うことがメインなのではなく、ファンがより楽しめる体験を技術を活用して作る、ということをきちんとするからこそファンは魅了され、続いていく。
あくまでも人の気持ちを動かすためにデジタル活用をするということ、これをその技術を使う側は忘れてはいけないのですね。
SNSの活用というのは、嵐ブランドとファンという関係性だけではなく、ファンとファンの繋がりも強くするものです。そのコミュニティの活性化の後押しにデジタル活用をする、この設計をぜひ、マーケティングという意味で、これを読んでいただいている皆さまのお役に立てればという想いで、はな子ママは嵐について研究しお話してくれました。
自分ひとりでマーケティングができるアーティストはほとんどいません。
できなくていいんです。マーケティングは、編集者やその道のプロの役目であるから。その人たちにひと手間加えるのは、プロやクリエイトするスタイリストたちですが、この人、そのコンテンツにひと手間加えたいと思ってもらえるような人、アーティストであることが重要です。
芸能界も人柄が何よりも大切。
人と人との繋がりを大事にしている人が生き残っていく世界です。
それでは、最後に恒例の
今日の草書コーナーです。
なぜこうなるかちょっと不思議です。
ヒントは実は今日のテーマ上にある写真です!
正解はこちら!
まずは行書で
上の真ん中の点は真っ直ぐ書くこともあるんですね。
次に楷書で。
愛
でした!
ちなみにKing & Princeの平野紫耀くんの
好きな漢字はこの愛ですね。
昔、少クラで言っていました。
理由は何となく、ですって。
ふとこのことを思い出しました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
おやすみなさい。