人には3つのくせがある~ナッジ~行動経済学
おはようございます!チーママやよいです!今日はお義母さんの古希のお祝いのためお出かけしますので朝投稿です!昨日に続き、行動経済学についてお届けいたします。よろしくお願いします!
東京の書道教室 書道のはな*みち 主宰 スパルタ書道家 高宮華子先生の双子の姉、はな子ママのラジオ番組「はな子ママのお部屋」を聞いて、学んだこと、気づいたこと、感じたことなどを愛弟子兼チーママやよいの独自の視点も加えて書き連ねていきます。はな子ママのお部屋のnote支店としてもご活用ください。
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書道のはな*みち きれいな字が書けると人生はもっと美しくなる
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人は” 今すぐ ”にとても弱い
人は時として合理的ではない行動をしてしまうもの
”なぜ、こんなことをしてしまったのだろう?”と思ってしまう行動をしてしまうことはありませんか?
人には3つのくせがあります。
くせを俯瞰的にみてみましょう。
①人は確実なものを課題評価してしまう
例えば、
A、100%⇔99%
B、50%⇔49%
AとBでは同じ1%の差ですが、Aの方が大きく感じてしまいます。
また、
A、今、1万円あげるよ
B、1年後、1万2千円あげるよ
どちらを選びますか?
多くの人が、金額が低いにも関わらずAを選択します。待たないのです。
これに対して、
A、1年後、1万円あげるよ
B、1年半後、1万2千円あげるよ
この場合は、Bの1年半後を選択することが多いようです。
つまり、不確実な未来より確実な今をとります。
得よりも確実をとるのですね。
これに対し、未来と遠い未来では両方不確実なため、冷静に比較して得である多い金額の方を選択します。
②比較対象がないと判断できない
基準(前期の実績や他社の情報など)があると、比較して良い判断ができます。
マイナスが気になります。損失に敏感。損失回避しようとします。
例えば、手術する前に
生存率は90%です
死亡率は10%です
両方とも言ってる内容は同じです。
でも、後者の方で説明されてしまうと手術する気には到底なりませんよね。
言い方ひとつで捉え方が変わってくるのです。
③計算能力には限界がある
小さなことには直感で判断しますが、長期的なもの、例えば、車や家の購入時はしっかり計算します。
または、出張で新幹線に乗る時は時間をしっかり計算しますが、近所に出かける時にはあまり計算しません。
このようにケースバイケースで人は計算しています。
以上が3つのくせでした。
人のくせや環境をよく理解して、仕事などに活かしていくといいでしょう。
より良い方向になるように働きかけることを行動経済学ではナッジと呼んでいます。
ナッジとはそっと肘で押すという意味です。
良い方向をさりげなく示す
ハードルを下げる
面倒なことをなくす
本人にとってより良い感じに行動を変える
これらも全てナッジです。
例えば、レジ前の足元に足の形のシールが貼ってあることがあります。貼っておくだけで、並んでくださいと声をかけなくても、人は驚くほどきれいに並んでくれます。
また、パソコンで書類を作成するときに、テンプレート(ひな型)があると早く作成することができます。
ナッジの中にも様々な効果があります。そして、私たちの生活の中ではこのナッジが驚くほどいろいろなシーンで使われています。意識して見てみると気付くかもしれませんね。
それでは最後に
今日の草書コーナーです。
何の漢字でしょうか?
正解はこちら!
まずは行書で
次に楷書で
累
でした!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
行ってきます!!