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猫日和

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本

共に暮らした我が家の猫達の鉛筆画、写真、と思い出話。ご近所の猫、猫にまつわる話など。たまに犬の話も。

運営しているクリエイター: yayayasu

2020年11月2日 01:11

猫日和 95 She goes her own way.

我が家の末娘、うめちゃん。アメリカンショートヘアらしからぬ、おとなしい慎重派。他の猫達がわいわい遊んでいても、騒いでいても、一歩引いて、ふん、お兄ちゃんたち、馬鹿と違う？というような態度をとることが多かった。やはり同じ家で同じように育った猫でも、個性というものは生まれ持ってあるものだと感じた次第。＃猫の個性　＃陽気なアメリカンショートヘア　＃我が道を行く　＃慎重　＃変わり者

2020年11月4日 07:57

猫日和 96 亀の腹筋、鰐の腕立て伏せ

甲斐大泉のペンションふぁみりいの宿泊客接待係猫チョコ。ペンションは今年8月31日をもって終わった。過去12年このペンションを経営維持してこられた方々には心からお疲れ様と言いたい。ここで、ペンションを始めたいと計画を話した時、相談に乗ってくれたコンサルタントから、そういうのを、亀の腹筋、鰐の腕立て伏せ、と言う、と笑われたそうである。素人には無理だよ、と。それでも熱意ある人々がペンションを実現させた。今チョコはメンバーの誰の家にいるのだろう。＃ペンションふぁみりい　＃接待係猫　＃亀の腹筋　＃鰐の腕立て伏せ

2020年11月5日 01:51

雑記 63 猫型ロボット「ドラえもん」のドラえもん電車に乗った　西武新宿線

ドラえもん電車に乗った。西武新宿線。ドラえもんは50年前始まったと言う。吊り広に、大人になったのび太君が、しずかちゃんを幸せにする自信がないとか書いていたようだが、これは旦那さんが妻を幸せにしてくれる、という50年前の女の子の価値観かな。

2020年11月6日 08:00

猫日和 97 SUN-chan TODAY

私の家に猫がいなくなってから、もう5年と9か月になる。今はよその家の猫を見せてもらうばかり。やはり、今現在、本当に生きている猫は、写真に撮ると、生命の輝きが画面いっぱいに溢れ出て、眩しい。猫にお似合いの冬がやって来る。マリちゃんの家のサンちゃん。＃保護猫　＃サンちゃん　＃寛ぎ　＃生命の輝き

2020年11月8日 00:17

猫日和 98 ベランダに来る鳥を見る真剣な表情。タロウの思い出。

ベランダに牛乳パックで作ったバードフィーダーを吊るす。私の家の周りには大きな木があって、鳥が沢山いる。とても環七脇とは思えない。鳥の食べ物が少なくなる冬に向け、ひまわりの種を置く。シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリ、その他。素早くヒマワリをくわえ、あっという間に飛び去る。部屋の中で見ているタロウ君は、まず口が声なく動き、ｧｩ、ｧｩ、ｧｩ。小さな声を漏らし、見つめる瞳は真剣そのもの。でも、一度も飛びかかるチャンスはなかった。だって、おっとりだもの。＃バードフィーダー　＃ヒマワリの種　＃シジュウカラ　＃猫と野鳥

2020年11月10日 01:18

猫日和 99 His name is GEN.

彼の名前は「元」。「元気」の元。捨て猫出身。明日は必ずや雪になろうというある冬の日の夜、公園で鳴いていた。猫好きのAさんが声を聞きつけ、見るとスコティッシュフォールド？でもね、ちょっとどこかデッサン狂ってるかな？どうするか迷って「うちに来る？」と連れ帰った。家には先住猫がいて、折り合いが悪く、喧嘩が収まらなくなった。Aさんは、Yさんが飼い猫を亡くしたばかりなことを知っていて、声をかけた。たれ耳でなく器量も良くないので捨てられた様子。でもね、人間と同じで、大切なのは容姿じゃないよね。

2020年11月13日 01:11

猫日和 100 いつも身を寄せ合っていた猫達

なぜか猫は身を寄せ合って寛ぐ。真ん中は我が家の末っ子ムツ。わがままいっぱいだったけれど、他の猫はそれを受け入れ、可愛がった。寛容であること、あたたかく、思いやりに満ちていること、猫の精神は崇高でさえある。私もあの塊に入って昼寝したい。押入れに見えるのは、私の子の愛読書『さむがりやのサンタ』。＃寛ぎ　＃仲良し　＃思いやり　＃寛容　＃穏やか　＃穢れを知らぬ生き物

2020年11月14日 00:24

猫日和 101 吉良吉田駅の三毛猫ーー人差し指を出すと猫は寄って来る

2003年3月12日。父と吉良吉田の温泉旅館に行った時の写真。その頃は、携帯は二つ折りで、アンテナが付いていた。そして、画素数が100万を超えると言って、超ハイテク機器のような気がして得意になっていたものである。今iPhoneⅪが1200万画素と言うから、当時の得意が都会を知らぬ田舎者のようで、笑ってしまう。これ以上拡大は出来ないピンぼけ写真。勿論ガラ携などと言う言葉はなかった。見知らぬ猫であったが、人差し指を出すと、なぜが猫は寄ってくる。ほとんどの猫がそうする。猫の習性の不思議のひとつ。

2020年11月16日 00:45

猫日和 102 絵描きさんの家のたまちゃん

何と、昭和みたいないい名前ではないか。飼い主の職業は画家。植物、人形、猫、がテーマで、毎年展覧会に出品する絵の大きなキャンバスに必ずその三つが描かれていた。だから、何度もモデルになった。人形は高価なアンティークドールだったが、たまちゃんはもらわれっ子だった。おっとりして、瞳が美しかった。猫の行動の基本として、箱は横になっていても、中に入る。落ち着くんだろうなぁ。

2020年11月17日 00:18

猫日和 103 眠り猫〈20〉モノクロの世界のシロ

昔はカラーフイルムより白黒フィルムを使うことが多かった。我が家の猫1号「シロ」の懐かしい写真。ある日団地のゴミ捨て場の階段で、上の段にも下の段にも、手足が短くて届かない、小さい猫と出会い、拾って連れ帰った。それまで動物を自分の家で飼うことはなかった。猫を飼うことに慣れていなかったので、飼われる方も戸惑うことが多かったのではないかと思う。小さいもの、力の弱いもの、純粋な魂、もっと沢山たくさん抱きしめてやればよかった。シロは20年生きた。

2020年11月18日 00:05

猫日和　104 A cat in Christchurch NZ、猫はどこの国でも顔は似ているね

日本の夏は暑い。熱帯夜が続き家の中でさえ熱中症が起こりうる。そんな暑いある夏、思い立ってニュージーランドに行った。南半球は真冬。空港に降り立つと、外は吹雪だった。現地の天候を携帯で調べて雪マークがあったので準備は抜かりなく。ツアーで来た人は、旅行会社から、寒いことがあるのでジャケットは必要と言われ、その程度の軽装。震え上がって泣き顔だった。クライストチャーチに着き、午後現地のご家庭でアフタヌーンティーなるものを経験。外は寒いが家の中は暖かい。窓辺で猫が不審な顔で私を見ていた。猫は世界中同じ顔。

2020年11月19日 00:51

猫日和 105 キャンパスの門衛所の猫

昔々、ある大学のキャンパスに入り口に門衛所があって、いつの間にか猫が居つき、門衛さんの代わりをするかのように学生の流れを見ていた。誰も名前は知らず、また名前もつけられなかった。どこからいつ来たのかもはっきりしていないが、猫のほうは、何でも知っているような顔で世界を見ていた。＃野良猫　＃門衛所の臨時職員

2020年11月20日 01:38

猫日和 106 猫の誕生日

2歳になりました！と写真が送られてきた（笑）。まぁ普段は普通の暮らし方をしているので、軽い冗談とは思うが。親類宅の猫。人間の年齢に換算すると、猫の2年は人間の24歳に当たるそうである。美猫である。すごいな、今時の猫はこんなことまでしてもらって。

2020年11月21日 04:44

猫日和 107 陽だまりのコテツの影法師

陽が当たる。影が落ちる。猫のシルエットが、もう1匹いるような錯覚を起こす。知っていただろうか？影は本体よりも色が濃くしっかりした形を持っている。例えば小川で泳ぐ魚に見入る時、動いて魚と見えるのは、魚の影の方である。実体のない方が、確からしさを持つ、影の不思議。ピーターパンは影を置き忘れて行ったのであった。