会社選びは先にNG要素を決める.
同級生が様々な会社を受け,様々な媒体で求人を目にし,そして調べれば調べるほど,どんどん良さそうな会社が見つかる.そんな中で,自分はどの会社の選考に申し込めばいいのか,迷子になる学生は珍しくない.
これに対する,私の定型的な2つの簡単なアドバイスがあるので,順に説明したい.この2つで解決できない場合は,もっと別視点も提案する.
1つ目
行きたい会社の要素ではなく,働きたくない会社の要素も検討してる?
2つ目
(収入のためなら)実家との位置関係は考慮している?
です.今日は1つ目を説明したいと思います.
良いと思う要素も人それぞれですが,嫌だと思うこと,これだけは許せないくらい嫌という要素も人それぞれです.終身雇用を前提に考える必要はないですが,年単位では関係をもつ企業です.いい面だけでなく,悪い面も,なるべく早い段階で先に判断すべきという提案です.
会社のいい面を見て判断しようと,比較表を作ったりして判断しがちです.しかし,実際働いたら,いい面より,自分が嫌な面のほうが気になるのものだと思います.
嫌な例
・朝のラジオ体操.
・社食が不味い.
・自己啓発本の輪読がある.
・寒いところ.
これが嫌なのか,別に気にしないのかは,人それぞれです.
自分がこういう仕事,職場,働き方は嫌だなと思うことを,きっちり整理して,その基準も持ちつつ会社を選ぶのも1つの方法です.
自分の憧れる要素がありつつ,嫌だと思うことが無いだろう会社は,数が絞れます.
数が減れば,選ぶのは容易になります.あるいは,全部選考を応募できる数まで絞れるかもしれないです.
今回は,Q「どの会社に行けばいいですか?」の悩みに対して, A「働きたくない会社の要素も検討してる?」という提案でした.
少しでも参考になれば幸いです.