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内々定を断る前に,いろいろ再確認してからにしましょう。
 
就職で内々定が複数個出た場合に,どれか1つ以外は断ることになります。その前に,一度冷静に考えてみてはどうでしょうか。というのも,就職活動を進めるにあたり,考えが変化していることと,就活中という高ストレス下よりも,内々定を得た現在,つまりストレスから解放された今のほうが合理的な判断ができるからです。おすすめの確認内容は以下です。


1) 内々定後の人事や会社の態度を見よう

 別記事でもかきましたが,内々定や内定後の人事や社員の対応がその会社の本質かもしれません。違和感を覚えたなら,合わない会社の可能性もあります。

2) 家族やパートナーなどへ再度確認

(もちろんしなくてもよい)
 就活中は,どの会社でもいいよ と何も言わなかった親やパートナーも,内々定企業をみて,どうしてほしいという希望がある場合もあります。もちろん自分の仕事(進路)ですから,自分で決めればよいですが,どの希望先でも甲乙つけがたい状態などであれば,相談してもよいとおもいます。

3) 第一希望以外の部署と勤務地

 希望会社の希望部署(希望勤務地)になれなかった場合についても想定しましょう。最も考慮すべき点です。就活では自分が第一候補にいける前提で考えているかもしれまえせんが,その部署への配属人数(確率)を考えてみてください。その他の部署になる可能性のほうが高い場合もあります。その場合,自分の希望以外の仕事でやっていけそうか,そもそも,勤務地が変わる場合もあるので,冷静に確認をする必要があります。

4) 職種

 採用職種が,エンジニアのように限られている場合と,総合職のような場合があります.理系で総合職なら,エンジニア,知財,経理,人事様々な可能性があります。エンジニアになりたいなら,エンジニア採用をしてくれている内々定先など,職種が絞られているほうがよいかもしれません。 

5) 断り方

 後輩のためにも,丁寧に内々定をお断りしましょう.メールで問題ないと思います。無視・自然消滅はNGです。大学(学部学科)として悪い印象が企業側にのこります。メールで丁寧にお断りした上で,それでもメールも返信せず鬼電してくる会社もあります。電話で説得しようということだと思いますが,対応は必須とはおもいません。鳴りやまないなら,大学キャリアセンターに相談してはどうでしょうか.

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