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音楽シリーズ 星々の記憶 第4回 新しい学校のリーダーズという星

ごきげんよう、YAYAです。

今回紹介するのはおそらく私が紹介する中で現在進行形、NOWで売れてるアーティストになると思います。
また私が今最も嫉妬する地雷になっているアーティストでもあります。

その名も新しい学校のリーダーズ💃🕺

なんだって無名の私が嫉妬したところで実力の差はお分かりなんですけど、何故かというと私は「オトナブルー」でヒットする前から彼女たちを知っていて評価していたからです。

あれは2017年のアソビシステム&中田ヤスタカ主催のイベントの日、フェスがやってる横の物販コーナーでセーラー服を来た4人組の女子がノリノリで踊っていました。

しかも動きもすごい独特というかあの時既にアイソレ(首だけ動かすダンスの動き)で曲に乗っていて、なんだこの子達はという印象でした。

フェスから帰った私は早速彼女達の動画をYouTubeで観てみました。なるほど先日紹介したTEMPURA KIDZと同じ系譜できゃりーキッズやアソビシステムの繋がりから結成されたグループだそうです。

だけどTEMPURA KIDZと違って結成当初から振付は自分達で作り、全曲セーラー服で踊ったり、最初はティーン向けのポップな楽曲だったのを途中から70〜80年代のパンクロックみたいな方向性にしていてなかなかオリジナリティがあるなと感じました。

特にライブ映像を観ていて私がすごいなと感じたのは彼女たちのMC力やアドリブ力が10代とは思えないポテンシャルの高さで感動したところです。
これはメンバー、プロデュース側どちらもすごく一貫した世界観を大事にしているからだなと感じました。

どう考えてもその辺のアイドルやダンスグループの中で今一番力があって絶対売れるべきだと思ったし、逆に世間が気づくのちょっと遅くね?と思いました。

振付もまるでレトロアニメを見てるようなコミカルで目が離せない動きが独特な音楽と共に繰り広げられ、観ていて飽きがありません。

これは彼女たちを知ってからだいぶ後に知ったバンドですが、4人組でそれぞれの個性がいい感じに調和していて、特殊な世界観を気付き変えが効かないグループという部分でものすごくあの「さよなら人類」のたまを思い出します。

メンバーの誰かもたまが好きみたいですね。

ではそんな新しい学校のリーダーズのメンバーを見ていきましょう。


MIZYU
 
この子が最年長の新しい学校のリーダーズのリーダーです。実はなんと私はMIZYUと誕生日が一緒です。(年は違うよ。)だから1番最初に覚えたメンバーでこんな可愛い子が自分と同じ誕生日で嬉しいとか思ってました。
幼少期からTEMPURA KIDZの子達と一緒にきゃりーぱみゅぱみゅのバックダンサーをしてるので、色々PVを遡っていくと、あ、みじゅちゃんだーと見つけられます。ちなみにみじゅのアドリブ力がすごいと思ったのがきっかけで曲を聴くようになったんですね。結成当初ファンが撮っていたライブ映像にファンサしてるのがすごい場数を踏んでるのが伝わって来ました。実はイケメン担当でアンニュイなソロ曲もおすすめです。


RIN

実はグループ内でダンス的に1番推しなのはこの子です。最初はベリーショートみたいな髪型でした。フェスでも1番動きが記憶に残っていた子です。何度もダンスコンテストで入賞していて、ヒップホップ系が得意なんだそうで、やはり力強い動きが目を惹きます。曲ではラップパートが多くて、以外と(?)コミカルな声なんだと思いましたが、この子がいる限りグループのベースになってるダンスはやはりヒップホップなんだなと感じます。

SUZUKA

たぶん大体の人がグループ名を聞いて真っ先に思い出すメンバーでしょう。パワフルな声が特徴的なメインボーカルです。最初聴いた時は元リトグリのmanakaと声やキャラが被ってるなという印象でしたが、演歌調や昭和歌謡風の曲にして来たことでキャラが定着しましたよね。ある世代より上の人は彼女を見て若い頃の戸川純を思い出すんじゃないでしょうか。
最近では平沢進を意識したような曲があるのでそんな部分が私がキー!となる(嫉妬してる)ところでもあります。注:YAYAの嫉妬は認めてる人にしてるんですよ。
ここ最近日本のメディアはアニメの主人公の名前を見る限り、スズとシカをめっちゃ推してると思うんですね。そしてあのBABYMETALのメインボーカルも「すずか」。日本を代表して世界に進出する若い日本の女性アーティストのメインが「すずか」なのも日本のメディアとしてはナイスタイミングとしか思えません。ちなみに最近私はバイト先ですずかに似てると初めて言われました。まあ、元々モデルでもあったので眼鏡取ってちゃんとしてると高身長で美人なんですよね。

KANON

ストレートロングでクラシック系のダンスを得意としています。クラシック系のパートでは彼女のターンがとにかく印象的ですね。振付という作品の中での飛び道具的な役割を果たしていると感じます。
髪型もすごくナイスで彼女の髪が残像として残るからこそ、ダンスとしての迫力と美しさが同居していることが分かります。普段は真面目なタイプですが、ダンスをすると別の人格が出るみたいですが、割とダンサーやシンガーあるあるでやっぱり表現というのは普段自己を抑えがちな人が自己を解放できる最良の手段だと思います。最近の曲ではないですが、「キミワイナ'17」という曲のヘアゴムを取る時の振付なんかもはや芸術的です。何かのドキュメンタリーでバックステージでも堂々として礼儀正しいところがプロ意識があって素敵だなと思いました。

ざっとこんな感じで紹介してみましたが、おいおいめっちゃ好きじゃねーかよ!どこが嫉妬してるんだよ!って思うでしょ?

そうです。大体私は好きじゃなければこのブログに書いたりしないのです。

では一体なぜ最近NOWで彼女達を見るのが地雷なのか。その理由を書かせてください。

まずこの新しい学校のリーダーズのコンセプトは「模範的なヤツばかりが評価されるこの時代、くだらない不寛容社会から、個性と自由ではみ出していく」で、「踊る、セーラー服と奇行癖。」と呼ばれ「青春日本代表」を自称している、とwikipediaにはあります。

結成当初からこのコンセプトを守ってきている世界観、当時個性や自由ではみ出す系のアーティストはそれでもやっぱり厨二病・メンヘラ的な自分を世間に対して申し訳なく思ってるよ的な表現が多かった中、開き直って明るくはみ出していく姿が本当に青春やってるぜ!という感じで私は好きだったのです。

しかしメンバーに悪気はないかもしれませんが、世間に出てきたことによってヘルメットをしよう!だとかSDGsだとか大人の偽善プロパガンダに利用されてるようなことばかり最近やってるからです。更には有吉や和田アキコに気に入られるという。

私はアングラな陰謀論者ですから、(世間的に見れば)売れてる同世代がこういうメジャーの偽善ビジネスに取り入って売れていて、更に作品の質がとても良いというのがものすごく悔しいのです。

それでもやっぱりあの人達はプロですから、こんなアングラブログの意見なんて気にせずいつまでも個性をメジャーにわかりやすい形で爆発させ、これからも世界の旗印として踊り続けてくれるでしょう。

もちろんアングラはアングラなりに一度やるて決めたことはやり切るつもりですから、もしこのブログを目に止めた方がいたとしたら、数年後にはYAYAも新しい学校のリーダーズと同じフェスに出演してやるよ。と決意表明しておきます。良かったらYAYAのyoutubeかtiktokをさがしてね。(リンク貼れよ。)

ここは音楽ライターのブログじゃなくて自分語りブログでもあるので書くだけ自由だかんね!

そのうちじゃなくて今すぐがいいの。

それでは、YAYAでした!また今度!

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