ごきげんよう、YAYAです。 はいはーい!さあさあ皆さん、前回に続いて今回もボカロPの紹介をしていきます! 今回は最も私の思想に影響された楽曲シリーズについてご紹介したいと思います。 それこそがボカロPのうたたP、モノガタリストの鳥居羊、イラストレーターのwoguraによる「幸福シリーズ」なのです。今回はなので実質この3人による幸福シリーズという星が副題となります。 まず、うたたPさんですがこの方は初音ミクでトランス音楽を作ったミクトランスの伝道者とも呼ばれる方でカリ
ごきげんよう、YAYAです。 今回から4回ぐらいはボカロPの紹介をしたいと思います。 といってもわたくし他のボカロ好きと比べるとあまりボカロやネット音楽には詳しくありません。 聴かなくはないけど、好んで聴きに行かないです。ただ中には音楽的にいいなと感じる曲や秀逸な歌詞の曲もあるのでそういう曲にたまに出会ったらリピートするという感じでしょうか。 まあ他のバンドやアーティストの曲もそんな感じですね。 今回はそこから音楽的に好きだと感じるPさんの紹介をします。 第一弾
私がまだ自分のことを僕と言っていた頃、僕は名前で呼ばれず番号で呼ばれていた。 僕は物心ついた時から施設の中で暮らしていた。施設には僕以外にも20人の「家族」が暮らしていて、僕達はいつも何かの検査を受けていた。 スプーンが曲げられるかとか、物を浮かせられるだとか。 生まれてからずっと検査をしていく中でそれぞれにその人物の使える「能力」がわかってくる。 僕はその中でも時間や空間を超えて移動できるということがわかった。どこにでも行ける夢のような能力だと思うかもしれないが、
ごきげんよう、YAYAです。 今回紹介するのはおそらく私が紹介する中で現在進行形、NOWで売れてるアーティストになると思います。 また私が今最も嫉妬する地雷になっているアーティストでもあります。 その名も新しい学校のリーダーズ💃🕺 なんだって無名の私が嫉妬したところで実力の差はお分かりなんですけど、何故かというと私は「オトナブルー」でヒットする前から彼女たちを知っていて評価していたからです。 あれは2017年のアソビシステム&中田ヤスタカ主催のイベントの日、フェスがや
音楽が鳴り止み、辺り一面に喝采が起こった。鰯のような顔をして魅入っていた観客も一斉に手を叩いている。いつものようなサーカスのクライマックスだ。 そんな様子を写真に撮っている者がいた。だいぶ昔の手でシャッターを引くタイプのカメラだ。撮っているのは、サーカスの方ではなく観客の表情だ。 彼はサーカス小屋の外にある露店に立つと、テントから出てくる客達に向けて言った。 「さあ、今日の様子を撮影した写真だよ。これがあれば今日の思い出も永遠になる。見るたびに思い出せるすごいものだよ。
ごきげんよう、YAYAです、てんてん! さて、このてんてん!という挨拶ですが、これはかつて日本に存在した(?)TEMPURA KIDZというダンスユニットの挨拶なんです。 存在した(?)としてるのはどうもメンバーが今個人個人で活躍し、卒業したと表記されているため実質グループとしては今活動してないんですかね。 今日はそのTEMPURA KIDZについての記事を書きたいと思います。 TEMPURA KIDZはきゃりーぱみゅぱみゅのバックダンサーだった子達によって結成された原
ごきげんよう、YAYAです。 始発で帰ってきて、最寄り駅から自宅に着くまでの朝の空気感の中ついつい曲を口ずさみたくなるアーティストがいます。 DAOKOちゃんです。(相対性理論の時もあるな。) すごく透明でセンシティブな深夜から早朝にかけて一人でいる時にしか感じないような感覚を体現している歌詞が多いんですね。 私がDAOKOちゃんを知ったのは、詳しく思い出せないのですが、いくつかの音楽媒体でDAOKO DAOKOと名前が出てくるので一体何者なんだ?というところからでし
ごきげんよう、YAYAです。 そんなわけで新シリーズ星々の記憶を開始します。 えー、私はアイドルなんてものはあまりよく知らなくて振付師や作曲家目当てで知ることがほとんどなのですが、実は高校の時少し気にかけているアイドルグループがありました。 今は名前を変えちゃったのですが「欅坂46」というグループです。 まあメディアに詳しい人なら誰でも知ってると思いますがこのグループのセンターがデビュー当時から凄いと絶賛されていました。 それが平手友梨奈さんです。
私は夢を見ていた。 長いこと覚えていないことでだけど忘れてはいけないとても大事な夢だった。 もしもあの夢で起きたことが本当なのだとしたら、この列車に乗っていることも何か関係があるのだろうか。 起き上がり着替えを済ませ、木造の乗客車両に行くと丁度列車は止まっていた。 窓の向こうには橋がかかっていて、橋の真ん中でキツネのイズナが大きな袋を開いている。イズナが何かお菓子のようなものを手に掲げると、突然大量の鳥がそこに目掛けて飛んできた。 イズナは鳥達がお菓子を持ってい
ごきげんよう、YAYAです。 来週からこのnoteで新たなシリーズをやってみたいと思います。 名付けて「星々の記憶」です。 一体どんな内容かというと、ジャンルとしては音楽アーティストの紹介です。 私は2020年から毎日世界中のあらゆる世代の音楽を聴くと決めて、なんと今でも続いています。 音楽ノートと名付けたノートに興味のあるアーティストやバンドの名前を世代や国問わず書いていって順番に聴いているのですが、今まで始めようと思っても続かなかった自分が約5年も続けて来
私は夢の中にいた。 夢の中で私は果てしない道をただひたすらに走っていた。道はどこか都会の街の中だった気もするし、広大な砂漠だった気もする。 私は地図に示された街に向かっていた。しかし一向に街は見当たらない。どうしてデジタル表示のマップって正式なルートを教えてくれないのかと不満が顔に出る。 来た道を振り返ると徐々にこの世界が崩壊して消えていくのが見えた。もしかしたらこの世界にはもう私しか残されていないかもしれない。あんなにも強い、キミ達でさえも、世界を破壊するロボット
ごきげんよう、YAYAです。 普段このnoteでは連載小説「ミラーボールサーカス」を書いているのですが、私はプロモーションが苦手で読者に何も挨拶せずに初めてしまったなと思いこの記事を作成することにしました。 私は歌とダンスが小学校の頃から好きで、自分も表現者として活動しながらエンタメ系の仕事をするのが夢です。その中に出版したいという目標もあり、勢いで小説を投稿したのがこのnoteです。 歌やダンスはyoutube、tiktok等で投稿してるので是非「YAYA」を探してみ
「星空の図書館…分室?」 広大な砂漠と闇夜に星々が浮かぶだけの何もない空間の中にその建物は立っていた。 レンガ造りのドーム上のそれは図書館というよりプラネタリウムか展望台のようだ。ミラーボールが建物に近づくと、入り口のドアが自動で開いた。 「あ!待ってよ!」 後ろから見ていた火野目桃菜と赤木苹久は思わずミラーボールに着いて行った。 中に入るとそこには夥しい数の本があった。どれもきちんと棚の中に収められている。ミラーボールは瞳をキラキラさせて棚の方へ駆け寄った。端から
「なんとこうするとスプーンが曲がるのデス!!」 巡ちゃんが得意そうに曲がったスプーンをハンカチの中から出した。 「おおー!すごいすごい!!」 見ていたみんなでぱちぱちと拍手をする。 「最近はこの本にハマっててね、今度のマジックで使うノ!」そう言って巡ちゃんが見せてきたのは「誰でも使える超能力」と書かれた本だった。 「こんなわけのわからないサーカスをやってて超能力も何もないけどな。」 アルビノの歌姫、ミカ・ハーゲンが突っ込む。巡ちゃんはすかさず、「何よう。不思議な話はい
街外れの小屋に一人の老人が住んでいた。 「おじいさん!今日もお話を聞かせて!」 子供達はよくこの老人から話を聞かせてもらうのが好きだった。 「お前たち、そう何度も何度も来てそんなにわしの話が聞きたいか?」 「うん!だっておじいさんは若い頃たくさん旅をして来たんでしょ?サーカスにいたこともあるって。」 一人の子が言った。老人は黙っていた。 「ねえねえ!サーカスに入る前はおじいさんは何をしていたの?どうしてサーカスに入ることになったの?」 子供達が一斉に質問したので老人は
キッチン車両の鍋の前でミラーボールはワナワナと身体を震わせていた。 「ボクはボクになってから不便でならないことがある…。」 ミラーボールの他に列車に乗っている火野目桃菜はプリンを、赤木苹久はアイスをそれぞれ頬張りながらその様子を見ていた。 「ふーん、それは?」 「料理が著しくできないことだ!!」 そう言って頭をくしゃくしゃと掻き回し始めた。 「レシピは頭に入ってるんだ!!あらゆるレシピがね!!だけど作ろうとするとどうしても上手くいかないんだ!焦げたり形がバラバラになった