【考察】今話題のツイステは流行ジャンルになるか?【副業で同人活動】

少し前までは某ジャンプ漫画が世間でも大きな話題になり流行ジャンルになりましたね。
最近はそれもやや落ち着きを見せ、いよいよ次の話題のコンテンツが出てきたなと感じています。

通称ツイステ。ツイステッドワンダーランドです。

ただのソシャゲではなくあの有名会社が母体ということもあり、かなりきちんとした作りになってると思われます。
また、そもそも母体会社自体のファンも多いためか、多くの層の人たちの間で話題になっているようです。
私YAYAもこのツイステを最初に知ったのは母体会社ファンの知人経由でした。

今は某ウイルスの影響で同人イベントは開催できなくなっていますが、これだけ話題になっているコンテンツの二次創作ならば、書店頒布をしてもある程度容易に黒字になることと思います。

ただ大きな問題が。

母体の会社がそもそも著作権に厳しいのでは?というオタク界の長年の空気です。
母体会社からは二次創作ガイドラインも出しており、本にしての頒布も(明らかに悪質なコピー作品等の頒布方法でなければ)クリアできることと思います。
けれども、いまだに二次創作本にして書店に卸しているサークルはいない模様です。

書店委託や自家通販、最初に出した者は絶対に叩かれ学級会になる

そんな空気をビシバシ感じます。
「なんで?公式側はガイドラインも出しているのに、それに沿えば何も問題ないのでは?」法律上はそうでしょう。
けれでも女性向け同人界はある種日本の法律よりも厳しいこの女だらけ世界独自のルールが確実に存在しています。
それが今回のこのツイステの二次創作流行を塞き止めてしまっていると感じます。

ある程度の実力をもった数十サークルが同タイミングで書店委託を始めればこの流れはいっきに動くと思われますが…。
怖いでしょうね。
みんなの目線が集まっている場所とわかっていて、石を投げられるかもしれない状況とわかっていて参入をするのは。
大手サークルであればある程名前に傷がつくのを恐れ、本として出すことを戸惑っていそうです。

今この誰も本を出していない状況で、本を製作・書店委託を我先にすることは正直オススメできません。とくに漫画の本ならば名前を変えてもきっと元のサークル名を探され晒されます。
(逆に小説本ならばもう誰か出してみても良いのでは?と思いますが)

タイミングが来るのを待ちましょう。

ある程度実力のある数十サークルが出揃ってから本を出したほうが懸命です。木を隠すなら森です。うまく隠れ、うまく稼ぎましょう。
それまでの間、ツイッターやpixivでファンアートを書き/描き、読み手をつけておいてください。

長年同人誌発行で稼いできて鼻のきく人ならこのツイステが「揃っている」ジャンルだともうとっくにわかっているはずです。そしてみんなタイミングを見ているのでしょう。

個人的にはこの塞き止め現象が一日も早くなくなり、いろんなサークルがツイステに同人誌参入するのを楽しみにしています。それは作品を見るということよりも「新しい大きなジャンル」の誕生を見られるからです

この新しい巨大ジャンルになるかもしれない芽が、オンラインファンアートだけで終了したらもったいない。

どなたか勇気のある複数のサークルが、本の発行を始めてくれますよう。

そしてその勇気あるサークルがネット上で叩かれるようなことには決してなりませんよう。今は心から願っています。

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