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「あなたはチームの力を引き出しているか?」最強チームのつくり方について学ぶ読書会を開催(大企業8社34名が参加)

こんにちは、やわデザnote編集部のマサです。

2022年6月24日、最強チームのつくり方について本から学ぶ「あすよみDX」が開催されました。本記事ではイベントの様子をレポートします。

読書会のテーマは「チームづくり」

本イベントは、2022年4月からスタートした「あすよみDX」の第3回目となります。

新型コロナによって、多くの大企業が在宅ワークに対応し、テレワークとオフィスワークのハイブリッド型になったのではないでしょうか。そこで問題となってくるのが、チームづくりです。従来のオフィスワークでの当たり前が通用しなくなりました。以下の雑談問題もその一つです。

そこで、今月の読書会のテーマは「チームづくり」としました。運営チームが選んだ書籍は以下の6冊です。参加者は、気になった本を必ず1冊購入して参加するのが「あすよみDX」のルール(あすよみDXでは、事前に本を読んで参加する必要はありません)。

問いかけの作法 ― チームの魅力と才能を引き出す技術
場から未来を描き出す ― 対話を育む「スクライビング」5つの実践
NO RULES(ノー・ルールズ) ― 世界一「自由」な会社、NETFLIX
リモートマネジメントの教科書
・「組織開発」を推進し、成果を上げる マネジャーによる職場づくり  理論と実践
チームワーキング ― ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方

「チームづくり」について書籍から学んだことは?

読書会の中で、「書籍から学んだことで一番印象に残ったこと」を全員に聞きました。ここではその一部をご紹介します。

・人はあまり集中して話を聞いていない。自分ごととして捉えてもらうには投げかけ方が大事!!
・良い関係性とは仲良くすることではなく、信頼関係、協働関係、切磋琢磨して学びあう関係である。
・ファシリテーター型のマネージャーが求められている。マネージャーが答えを持っている必要はない。
・自由にして、弊害があっても、全体ではそれ以上のメリットがある。
・チーム作りにはフィードバックが大切。ちゃんとフィードバックできる環境づくりの1アイデアとして、モヤモヤ共有タイムを習慣化しておくと良い
・人の能力ややる気は他のメンバーに伝染する。
・人は意味づけをする生き物であり、ただ指示をするのではなく、相手の中に意味づけをすることが重要。
・問いかけは、相手の感情を刺激し、反応を促す「パス」。
・リモートマネジメントで目指す3つの「こ」は、①個としてなりたつ ②心の距離が近い ③ここがいい(この会社がいい)。
・一人ひとりが抱える、言葉にならない言葉、描ききれていないビジョン、これらを問いかけや描写など様々な方法で「場に出すこと」がリーダーシップの一つの発揮のされ方であり、チーム力が発揮される場面でもある。
・時代の要請を受けて、マネージャーに求められる行動が変化しており、マネージャー自身も変化と成長を求められている。
・メンバーそれぞれの力を引き出し、掛け合わせるために、チームワーキングや対話、そのためのファシリテーションなどが有効である。

たった2時間の読書会でも、これからの時代の「チームづくり」について、みんなで学ぶことで、より一層理解が深まったのではないでしょうか。

DXはじめの一歩~学びを仕事に活かすには?

「あすよみDX」では、ただ本を読むだけでなく、日常の仕事や活動にフィードバックすることを狙いとしています。

そこで、最後に「本からの学びを仕事にどう活かせるか?」というテーマで、グループディスカッションを行いました。そのアウトプットをご紹介します。

・問いかけ「4つの基本定石」をガンガン使って、みんなを刺激していきたい!
・日々の会話を通じて恋をする(ちゃんと聞く)
・一人のリーダーではなく、全員がリーダーの認識を持てる組織にする
・会議や対話などは相手が集中していない前提で、問いかけを工夫しながら対応していきたい
・私心のない素直なフィードバックが、メンバーの心を動かす
・自分も含めてメンバーがどう楽しく仕事が出来るか考える。
・「モヤモヤ共有タイムの実践」と「打合せ前のアイスブレイクネタの投影」
・問いは対話を深めるため。良い対話・深い対話をしていきたい。
・結局、価値観の共有化が大切。コツコツと信頼の絆を強めていきたいと思いました。
・1on1やチームミーティングでホワイトボードなどを使ってみる。今までよりも。毎回でなくても。
・打ち合わせの場では、自分は意識して集中力を高め、他の人はあまり集中していない前提で接する!
・フィードバックのやり方を変えたい。フィードバックは戦争言葉で、大砲が当たったかどうかを伝えていたことを言うそうです。この間やった作戦、あそこが惜しかった。次はこうしてみようっていうフィードバックやりたいです。変わりそう。
・強みに目を向けたポジティブな問いかけで信頼できるチームを作る

いかがでしょうか。まずはできるところから職場の仲間と一緒に"新しい一歩"を始めてみませんか?

次回の開催テーマは「マーケティング」

次回の開催テーマは「マーケティング」です。夏の特別版として著者も参加する会を予定しています。

「あすよみDX」の取り組みに共感される方で、自社の窓口になってみたい方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。

「チームづくり」についてお勧めの本

「チームづくり」についてさらに知りたい方は、今回選んだ本の中から気になる一冊をぜひ手に取ってみてください。

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