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空き家でまちの関係性をはぐくむ建築家のお話
こんにちは、やわデザnote編集部兼「目的地は鬼ヶ島」制作チームの ニブです。
2ndシーズンの第3話では特定非営利活動法人CHAr(チャー)の連 勇太朗(むらじ・ゆうたろう)さんをゲストにお迎えしました。
テーマは「空き家でまちの関係性をはぐくむ建築家のお話」です。
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建築家とは家を設計する人。
そんなお仕事のイメージが、連さんのお話を伺ってまちづくりという大きな範囲に広がりました。もともと連さんは、高校時代には社会課題に興味があり、ジャーナリストを目指していたそうです。一方で「社会を変えるために建築の考え方やモデルを活かす」という視点に出会い、社会に必要なものを具体的に提案する建築家の仕事に興味を持ったそうです。
連さんは学生時代から、「モクチンレシピ」といわれる木造賃貸住宅の改修リフォーム方法をウェブページで公開しています。古い物件を少ない予算でも工夫して魅力的に変えることで、空き家問題の解消や住み手に愛される家づくりを目指しています。
現在は一軒あたりの価値を上げるだけではなく、全国各地の不動産屋さんとともにそれぞれのまちの課題を解決するための活動をされています。 街づくりにはどんな課題があるのか、連さんが大切にしている観点については、ぜひ本編の動画をご覧ください!
(動画全編は記事の最後にございます!)
どんぶらこタクシーに相乗りしてみての感想
建築家は建物だけでなく、都市設計等、やり方によっては、とても社会に役立つことができる素晴らしい機会が持てるんですね。大きな影響力を持てる。批評と実践。素晴らしいなと思います。
建築というのは「地域をメイクするモノだ」と言うコトに共感しました。欧州は石造りの家が多いと云う背景もあるとは思いますが、内装だけリメイクして昔からの家を大切にされているのを目の当たりにすると、文化を大切にする日本との違いに驚愕しました。
社会課題は信頼関係や文化醸成が必要で、じわじわと中長期戦でやる事が必要。そのためにこの領域でメタ桃太郎になっていらっしゃる勇太朗さんですが、ご自身が変わっていく事の覚悟と楽しみを語っていらっしゃるのが印象的でした。
最初ジャーナリストを目指していて、建築の社会への影響などを知って建築家を目指す(いずれにしても社会問題へ目を向けている)という、ブレない部分と柔軟な部分を併せ持つような考え方が印象的でした。
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配信中に寄せられたリアルな反応は?
リアル配信では「Slido」を使ってコメントの書き込みや、桃太郎さん(ゲスト)への質問もできます。
配信中に寄せられた感想をいくつかご紹介いたします。
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今回のお話を全編ご覧になりたい方は、以下のリンクからご覧ください。
第4話へ続く
興味を持ってくださった方は、第4話「大人を頼れない若者を社会とつなぎなおすお話」の開催レポートをぜひお楽しみに!
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今回の桃太郎さんのプロフィール
連勇太朗(むらじ・ゆうたろう)さん
建築家、NPO法人CHAr代表理事、株式会社@カマタ取締役、明治大学建築学科専任講師(建築計画研究室主宰)。
1987年生まれ、神奈川県生まれ。幼少期をロンドンで過ごす。2012年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了、同年NPO法人モクチン企画(現CHAr)を設立。築古賃貸を再生するためのデザインツール「モクチンレシピ」、全国の不動産管理会社と提携しまちを魅力的に変えていくコンサルティングプログラム「パートナーズ」などを展開。主なプロジェクト=「トーコーキッチン」「2020/はねとくも」、主な著書「モクチンメソッドー都市を変える木賃アパート改修戦略(学芸出版、2017)など。
特定非営利活動法人CHAr(チャー)
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