ラウンドバックデッドリフトについてのあれこれ ~フォームの考え方~
はじめに
デッドリフトにおいて、背中はニュートラルな状態を保つのが教科書的なフォームとされている。しかし、一部の競技者の間では”ラウンドバックデッドリフト”が用いられることがある。
ラウンドバックデッドリフトとは、意図的に背中を屈曲させることで股関節のモーメントアームを短くし、より高重量を挙上するために用いられるテクニックである。パワーリフターなど、競技柄1repMAXに近い重量を持つ人が行うことが多い。今回は「ラウンドバックデッドリフトの許容範囲について」考察していきた