来世は猫になりたい

「来世は猫になりたい」そんな名前のアイシャドウを買った。凛とした白猫を彷彿とさせるような、そんな色のアイシャドウ。

もちろん見た目がきらきらしててかわいいのも買った理由の一つなのだけれど、一番の決め手はこの名前だった。

もし来世があるのなら、毛並みがふわふわで目がまんまるな猫に生まれ変わって、こたつでのんびりしていたい。まったりお昼寝したい。

今の生活に不満があるわけじゃなくて、むしろ毎日楽しくてとっても満足してるんだけど、時々こんな風に猫になりたくなる。特に忙しくて疲れてるときは、猫の手も借りたいどころか猫になりたくなっちゃう。

こんな名前のアイシャドウが売ってるぐらいだし、やっぱりみんな猫になりたいのかな。そう思うとなんだか仲間をいっぱい見つけた気がしてうれしい。

明日はこのアイシャドウを使ってみようかな。
もしかしたら来世はこのアイシャドウみたいな白猫になれるかもしれない、って思いながら使うと、いつもよりもちょっとメイクが楽しくなる気がする。

ちなみに幼稚園の年少さんのときの将来の夢はうさぎだったらしい。うさぎもふわふわしててかわいいけれど、今はうさぎよりも猫になりたい気分だなぁ。