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【10周年記念プレイベント】10月15日(土):現役音大生が奏でる長唄の音色~日本舞踊「子HINAGIKU&おどり夢」~うたは旅人ステージ

10周年を迎えた、やっとかめ文化祭のプレイベント 名古屋市公会堂前のステージで、楽しみました!

最初は、長唄
現役音大生が奏でる長唄の音色
30度近い気温の中、三味線の演奏が始まりました。おめでたい唄では、お殿様が新築祝いに作った曲、CMで使われた曲など、杵屋六春さんのわかりやすい解説で、興味が深まりました。15年前から名古屋音楽大学で三味線の指導をされている中で、副科の生徒の皆さんにも演奏の機会をと立ち上げられた「めいおん長唄三味線ガールズ」。今回演奏された生徒さんはお二人。「普段バイオリンを専攻しています。弦楽器でも、音の出し方が違います。副科生で幸せです」。「音響や照明を専攻 普段は裏方しています。大学から音楽を学んでいます」。副科専攻で学び、三味線を楽しんでいる様子が伝わりました。

長唄が終わると、名古屋市公会堂の前にはレッドカーペットが登場、名古屋をどりに出演されている全国の芸奴さんが練り歩くパレードが開催されました。
やっとかめ文化祭のステージもさらに賑やかになります。

次は、日本舞踊「子HINAGIKU&おどり夢」
先ほどのパレードで、プラカードを持って練り歩いていた西川流子HINAGIKUの皆さんが、ステージで踊りを披露。

西川流家元補佐 西川まさ子さんのもと日々お稽古をされている舞踊は、優雅さに加えてお子さんらしさがあり、唄にあわせて笑顔で踊る姿に、「かわいい!」の声と拍手。

最後は14名全員登場、みんなで「名古屋ナモ締め」で締めて会場も盛り上がりました。「このような機会をいただき、ありがとうございます。このメンバーで踊るのは初めてで、うれしかったです。」日本舞踊を始められた理由について「以前は違う踊りをしていたのですが、いろいろな踊りがしたくて始めました。楽しかったです!」170年の歴史ある西川流の踊りを、楽しく笑顔で舞台に立って活動されている姿に、こちらも笑顔になりました。

前半最後は、うたは旅人
蟹江尾八会の蟹江しほさん、蟹江礼子さんのお二人の民謡を楽しみました。
日本の民謡 名古屋名物には、名古屋弁がいっぱい使われていて、楽しい曲に手拍子で盛り上がります。「名古屋弁の歌詞、わかりました?」 言葉の意味は分かりませんでしたが、楽しめました。歌詞の意味を知ると、もっと楽しめそうです。真夏のような暑さの中で唄われたハワイの民謡では、「まるでハワイにいるように、気持ちよく歌わせていただきました。」沖縄の民謡は、明るい曲で海の青さ、空の青さをイメージします。「民謡は、旅のようです。知らない地域を知ることができる」のお言葉に、うたは旅人として地域を知ることもできることがよくわかり、各地の民謡の歌詞に注目したいと思いました。

新型コロナウイルスの影響で2年間オンライン配信だったまちなか披露。
今回のプレイベント、ステージに立つ皆さんと観客の皆さんが、笑顔で楽しむ姿を見て、久しぶりの屋外ステージ、リアルに楽しむことができたことを嬉しく思いました。
 
10月22日のアスナル金山でのオープニングから、11月13日の名古屋城二の丸広場でのフィナーレまで開催される、やっとかめ文化祭。
まちなかの各地で「芸どころ名古屋」を楽しむことができます。皆さん、是非!
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レポート:わか 写真:てつ

■レポートしたプログラム

■芸どころ名古屋舞台

■やっとかめ文化祭

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