【言葉は7%しか伝わらない?】メラビアンの法則を配信者はどう受け取るべきか

こんにちは。Twich配信をしているやつめうなぎです。

タイトルにもあるメラビアンの法則って知ってますか?
ざっくり言うと人間がコミュニケーションのどこに影響を受けるのかを提唱した法則でして、その内訳は・・・

表情:55%
音声:38%
言語:7%

とされています。

ただこの内訳はしっかり内容のある話をしたいラジオ系配信者にとってはショッキングなものになっていますね。

だってリスナーが見ているものは「何を話すか」ではなく「どう話すか」なんですから。

今日はこのメラビアンの法則を手掛かりにして配信をどのようにするべきか考えてみますね。良ければあなたも一緒に考えてみてください。


そもそもこのメラビアンの法則は妥当なのか

まず考えないといけないのが、メラビアンの法則が生まれたのは配信者が生まれるより前であるということ。

つまり実際に会って話し合うのが前提だったわけです。

なので配信にそのまま丸々適応出来そうかを考えてみましょう。
細かい%は置いといて今回は 表情>音声>言語 の順に影響がデカいことを確かめます


表情

これは配信している人なら分かるはず。
今ではVtuberも登場し、顔を出さない人の方が少数派になっています。

この事実が「顔を出した方が受け入れられる」と無意識に多くの人が判断しているとして良いのではないでしょうか。


音声

配信で言い換えるなら声色、BGMあたりですかね。

あとはBGMですがここは冒険しなければなんでもいいのかなということで省略することにして・・・

声色ですよ。
実はここ、私が結構見落としてる人が多いんじゃないかなと思ってる所なんですけど・・・

話し方の声色にみなさん気を配ってますか?


人気者になる方法のどこかに書いたと思うんですけど、話の面白さって話し手の声色で結構ガッツリ操作できると思ってるんですよ。

他にも普通のテンションで話すとき、ボソボソ暗い雰囲気の話し方する人の話を聞きたい!って人はいないでしょう。

やはり人気が出始めている人はやや口角が上に上がったような、感情が0より+よりの声色で常に話している印象があります。

今後も研究していく余地はあるでしょうね。面白い。

底辺配信者あるあるだと思うのですが、同接が低い配信者ほど声色が暗いように思えます。逆に明るい人は段々とある程度の人を集めている気がするような・・・?

言語

なんにせよ、めちゃくちゃ人を集めてる配信者がいて「こいつ何者なんだ?」と思って配信を見てみると話している内容は自分の友人と話しているのと変わらないありふれたものだったみたいな事ってありませんか?

私が出会ってきた配信者の中で「俺or私の方が確実に面白いから人気出るに違いない」とおもっている配信者ほどこの「内容」を重視しがちだなという印象があります。

でも実際問題、やっぱり人気配信者の話の内容があなたの友人と大差ない時点でやっぱり「言語」よりも他の要素が求められているのではないかと思うわけです。


これらのことからメラビアンの法則の表情>音声>言語 の順に相違はなさそうだな~ということを何となく納得していただけるのではないでしょうか。

noteにいいねや感想をコメントしてくれると大変喜びます!


これらを受けて我々配信者はどうすべき?

・言葉って思ったより正しく伝えなくて良いっぽい


 →起承転結さえふんわり伝わればいいのでむしろパッション(声色)の方に気を配るべき


・自分が喋る内容にあんまり意識向いてないならやっぱり投げかけが最強なのでは?

独り言が面白いやつが配信者として最強!みたいな考えを配信始めたての頃に思ってましたが、リスナーに自分の意見や疑問が頭の中に浮かぶような話し方が結局リスナー目線おもしろいのかなと。

どういうことかと言うと、
「○○なことがあってさ、こう思ったんだよね。みんなはどう思う?
「○○なことがあったんだよ(コメント)・・・そうなんや私ならこうするな~みんなならどうしたい?

というように事実→感想→投げかけって形にするということです。

なぜそうするかというと、会話の輪の中に入ってほしいからなんですね。

例えば、会話の内容に付いていけなかったらもういいやって離れたくなりますが、質問を自分にパッと降られると「自分なら・・・」とついつい足を止めて考えちゃいますよね。

ROM専の方でも配信を見ていくうちに疑問がわいてそれの答えが返ってきて、また疑問がわいて・・・というQ&Aを繰り替えすような形になると見ていて飽きないのではないかと思います。

エピソードトークもたまにしていかないと「あなたを見る必要性」が無くなっちゃうのですが基本はQ&A配信を心がけて、「リスナーに頭の中で話をさせる」ことが配信のコツになりそう。


・表情が出せる何かを用意せよ!ただし・・・


 →これは最近買った本の「言語の社会心理学」という本に書いてあった図です。

これが何かというと、国別の表情の出し方について感情別にグラフにしたものです。

日本の上側のグラフを見てみると幸福、驚きが大きくマイナスの表情である悲しみ、怒り、嫌悪、恐れは少ないですね。

このことから
・日本人は幸福や驚きは表情に良く出しがちなので逆に表情に出していないと十分に伝わりにくく、
・ネガティブな表情は控えがちなのでネガティブな表情をしてしまうと必要以上にネガティブな感情が伝わってしまうと考えました。

なるほど、Vtuberに詳しい人なら伝わるかと思いますが、企業Vtuberの表情差分ってポジティブなものが多くネガティブな表情は少ないんです。

ネガティブな表情差分を作る際はポップに作ってますね。例えば怒りの表情だとすると、ほっぺを膨らませてムッとした可愛らしい表情の作り方だったり。

つまり、リアルのカメラを付けるなら幸福、驚きの顔を少し誇張して表し、ネガティブは控えめにするように意識すべきであるといえるでしょう。

Vtuberなら分かりやすい表情差分は幸福、驚きの二つに絞れば良いでしょう。

もしアメリカに向けた配信をする方は嫌悪の表情差分を作ってもいいでしょう。なぜならそれがコミュニケーションの手段として使える表情だからです。

・配信画面について

 これはさらに一歩踏み込んだ仮説なので超不確定ではありますが・・・
 配信画面を凝りすぎるとリスナー目線の敷居って上がっちゃわない?説

もし配信画面を「表情」として捉えるなら配信画面をあえてそこまで凝らないのも大切なんじゃないかと思ったわけです。

というのも配信画面の画面構成の仕方でもリスナーへのメッセージとして受け取りうるよなと思いまして、

具体的には、ゲーム画面が移る場所を用意してそれ以外の場所にはコメントを置く場所、顔を置く場所、SNSのアカウントを置く場所・・・などが決まっている背景ってあるじゃないですか。

ああいう背景でキチンと綺麗に整えるほど、ある種のドレスコードのように見えるなとある時思ったんです。

綺麗な服装をして顔にもお化粧、髪も整えてふんわりと良い匂いのする香水も付けた方とお出かけするとなればこちらも相応の気遣いをしなければいけないような気になります。

もしかすると画面構成でもこのような影響を与えるのでは?と。
もし考えすぎや!と思うのであればコメントでツッコミお願いします。考え巡らせすぎて迷子になることは良くあることでして・・

ただ最近の人気配信者は凝った枠組みを使用しないことも増えてまして、(雑談以外)それも気になってはいたんですよね。


まとめ

リスナー目線で満足度の高い配信をするには、

・まずは表情に気を配れ!ただしネガティブな表情には注意すべき!
・声色は暗くないか?とりあえず口角を気持ち上げて話すべし!
・言語は内容の正確さより伝わるかどうかを重視せよ!

ことが重要だということが分かりました。

また気付いたことがあれば投稿するのでぜひ読んでくださいませ~。

このノートを書いている人
X:@yatsume1118unagi


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