【#3】人気者になる方法、ガチで考察してみた

前回(これ)考察したのは、
・人気者の人柄の特徴と、その鍛え方
でした。

前々回(これ)の流れから、今回は
実力で高められる2つの運要素のもう一つの部分である、

”コンテンツの質”を高める方法について考察を深めていきます。

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面白いコンテンツとは?

面白いコンテンツについて、
めちゃくちゃ参考になる記事がこちら⇩

ザックリとまとめるとこんな感じ

感情をガンガンに振り回す頻度と量が多いコンテンツこそがウケるコンテンツだ!!

ということで、コンテンツを作るうえでは見てる人の感情の起伏に注目すると良さそうですね。

記事の中にはこんなことも書かれています。

この研究で取り上げられた「ポジティブな要素」を持つワードとしては、笑い、幸せ、愛などが代表的で、「ネガティブな要素」を持つワードとしては、テロリスト、暴力、殺人などがあったのこと。このようなワードでコンテンツの感情の振れ幅を広げることで、コンテンツの魅力は増すわけですな。ブログでもユーチューブでもSNSでもプレゼンテーションでも、物語を伝えなくてはいけない場面では確実に役立つ考え方ですな。

こういったことは動画や配信だけじゃなくて、話し方にも応用ができそう。面白い。

ここの話についてもっと理解を深めるために具体例を考えてみましょう。

今回は3パターン例を紹介します。

  1. 三幕構成

  2. ヒット曲の作られ方

  3. 島田紳助流の面白い話し方

それでは一緒に見ていきましょう。


1:三幕構成

三幕構成についてわかりやすいのはこの本だと思います。

この本は、ハリウッドで使われている映画の作り方について書かれています。

三幕構成は面白い物語を作るうえでの王道だと考えられていて

アニメや小説を作る際に必ずと言っていいほど使われる技術です。

この三幕構成という技術も、視聴者の感情の起伏に注目した技術なんです。

具体的には、

第一幕:誘因
主人公の目的、問題点を掲げて視聴者の
「どうやってゴールするんだ?」という興味を引く。

EX)シンデレラ
目的:お妃に選ばれて、いじめから脱却したい
問題点:0時に魔法が溶けてしまう

第二幕:期待
主人公がライバルや個人的な恐怖によって葛藤する姿を描くことで読者に大団円への期待感を高める。

EX)シンデレラ
ライバル:シンデレラが仕えていた家の女性たち
個人的な恐怖:0時になったらみすぼらしい姿に戻ってしまう。
その姿がせっかく気に入られた王子様に見られてしまうと
失望されてしまうかもしれない!

第三幕:満足
第一幕で設定した問題点を解決し、
第二幕で作ったの緊張から解放することで視聴者を満足させる。

EX)シンデレラ
問題点の解決:王子様が自分を見つけに来てくれた
緊張感の解放:王子様に姿を見られずに済んだ
ガラスの靴を拾われてしまった

この三幕構成も視聴者の感情を揺さぶる作りになっていることがわかりますね。


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2:ヒット曲の作られ方

アニソンなどの作られ方にはパターンがあります。

Aメロ→Bメロ→サビというような構成です。聞いたことありますよね。

この構成も三幕構成のような構成になっていることが凄く多いんです。

例えば曲調の盛り上げ方。
三幕構成になっていると考えれば、

Aメロ:曲の第一印象を与える
魅力的な印象を与えて聞き手を誘引

Bメロ:聞き手のサビへの期待感を高める

サビ:聞き手のテンション感を最高潮に持ってくる

他にもCメロというのもありますが、
これも1番や2番で慣れ親しんだメロディから

一歩ズレたメロディを突然加えることで緊張感や違和感を演出し、

そこからサビへつなげることで、Cメロの緊張感や違和感を一気に開放しているからこそ聞いていて気持ちがいいんだと考えられます。


3:島田紳助流の面白い話し方

島田紳助さんは、面白い話し方、伝え方には4つポイントがあるといっています。詳しくは⇩

この中で注目したいのは⇩2点です。

①人はリズムで笑う
②感情で話す

①人はリズムで笑う

歌と同じで、笑いにもキーがある。

おもしろいやつは、そこにピタッと音を合わせる。リズムなんだ。

記事の中でこのような記述がありました。

うーん確かに。

これを読んでいるあなたにも思い返してほしいのですが

漫才のツッコミって大抵おんなじ声の高さじゃないですか?

人って、話が盛り上がると、そうでない所より声のキーが自然と上がるんじゃないでしょうか。

別の角度から声のキーと感情について深堀しましょう。

そこで思い出したのが、人工音声であるボイスロイドの感情を付け足す機能。

この人工音声の通常の声と、感情を付け加えた声のキーの違いに注目して聞いてみてください。⇩(動画の1分55秒~始まります)

やっぱり、喜びや怒りの感情の時には、通常より声のキーが高くなっていましたね。

つまり、

声のキーの高さを上げると、それを聞いている人に

「自分は今テンションが上がっているよ!!」という気持ちを伝えることに繋がる!!

楽しそうな声を聴くと楽しくなるし、怒号を聞くと怒りや恐怖がわいてきませんか?

だからこそ、盛り上げたいポイントでキーの高さを挙げてしゃべることで
それを聞いている人もテンションが上がる

つまり、聞き手の感情が揺さぶられるウケる話し方ということになるわけです。いや~面白いですねぇ。


②感情で話す

これは①との話にもつながりますね。

漫才が上手いやつは、いっぱいいる。でもプロは笑わない。

だけど、気持ちで来られると、笑ってしまう。

確かに、爆笑しながら伝えてくれた話というのは、盛り上がりポイントが来る前だとしても何だか釣られて笑ってしまうものですよね。

宮川大輔さんの滑らない話の話し方なんかまさに感情を伝えている感じがするし、

小藪さんは気に入らない場面に出会ったときの感情を言葉で伝えることでウケを取る話し方を良くしています。

つまり、面白く話をしたいときは話すときの感情=声の高さや抑揚に注意して話すと良いということが分かりますね。

手っ取り早いのは盛り上げるポイントのキーの高さに注目することでしょうか。これならすぐ出来そうですよね。


というわけで、今回はコンテンツの質を高める方法について考察をしてきました。

まとめると

・ウケるコンテンツは感情をガンガンに引き出す
・感情を引き出す頻度と量が大事
・面白い話し方のコツは声のキーに注目すること
・感情を伝えること

ということが分かりました。

ここまでで、人気者になる方法論は一応完結です!お疲れさまでした!!

後は、自分が動画、配信、人間関係…色んな場面で使うにはどうしたらいいだろう?

と各々がステップバイステップで考えて実践してみてください。下手なセミナーよりは質が高いと思います。

ですが、公式を教えてもらったからってすぐに応用問題が解けるわけではないですよね。

今までの方法は、あくまで戦略でしかないので

「具体的にどうすんの?」が抜けてる訳です。

そこで次回は、”配信者”として人気者になるための戦術を考えていこうと思います!!

まぁ私が配信者ですし。。。
(コメントなどで要望があればコメントした人専用の方法論考えていくかもしれません。)

なので、具体的な行動目標を建てていきたいわけです!

ただし、ここからは科学的根拠より実例重視になります。

つまり、次回からの内容はあくまで私が提唱する方法なので

「もっとこうした方がいい!」という改善点があればガンガン改良していっちゃいいてください。

またまた長くなってしまいましたが
最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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