店長あるあるなあなあ日記〜苦しいときにどんな顔をするか〜
リーマンショック、自然災害、新型コロナ…
様々な難局が立ちはだかる昨今。
世の中の店長さんたちは幾度となく
苦しさを感じていることだろう。
どうしようもない外的要因だけでなく
自分の力不足によってなかなか目標を
達成できないときもある…
ぼくも新店舗の立ち上げで6ヶ月未達が続き
文字通り「目の前が真っ暗になる」経験をしたことがある。
そのときの帰り道に聞いていた歌を聞くと
あのときを思い出すくらい、苦しさを感じていた。
今となってはいい経験だけれども
そのときぼくは、
苦しさを感じていたぼくは
一体どんな顔をしていただろうか?
ぼくは基本的にはニコニコしている。
旅行先で歩いていたら見知らぬ人に
「〇〇てどこですか?」と
道をたずねられることが多いくらい
たぶん話しかけやすい顔をしている。
「ぼくも旅行中だからわかりません」
ニコニコしながらスパッと切り返す。
連続未達成のときはどうだっただろう?
暗い顔をしていなかったか、
眉間にシワをよせて、考え込んでいたり、
イライラした顔をしていなかっただろうか。
そのときにzoomが普及していたら
自分の表情に気づけたかもしれないが
その答えは今となってはわからない。
けれどもぼくは、苦しいときの態度にこそ
その人の本性が出る
と考えている。
本性、いや器と言ってもいいかもしれない。
調子のいいときは変な話いくらでも繕える。
しかし苦しいとき、危機を感じたときには
そうはいかない。
素の自分が出てくる。
店長として必要な資質は「真摯さ」と
ドラッカーも言っているが
真摯かどうかが試されるのが
苦しいときなのだ。
そう思うことが苦しさを乗り越える力になり
次のステップに進むきっかけになる。
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