見出し画像

Melty

蒸し暑いですね。もう夏みたいです。

こんにちは、やとわです

Meltyという曲を作りました。千慧さんとの制作です!
少しずつ、着実に変化していく日々の感情をそのまま閉じ込めたような曲です。

自分が辛いと思ったことを理解して、忘れようと押し込めるのではなく、偽らずに寄り添っていくこと。それが僕にとって自分を救うことで、Meltyの歌詞ではそれを大切にしてみようと思いました。

千慧さんとMelty

「Melty」は千慧さんと一緒に作りました。千慧さんは過去「Angel」「Snow」でもイラストを描いてくださっています。


「Snow」の制作で、お互いに考えを伝え合って制作することの面白さに気づいてから、僕はすぐにでもまた千慧さんと一緒に作りたいと思っていました。誰かに理解してもらうこと、お互いを理解しようとすることは、どうしようもなく楽しくて。

「Melty」は、たくさんお話をして、自分の思っていること、見ているものを共有しながら制作をしました。本当に貴重な経験だったなと思います。

ということで、千慧さんにわがままなお願いをして、今回の作品制作について語っていただきました。

1.初めて「Melty」を聴いた時はどんな感想を抱きましたか


千慧:第一印象はこんな感じです

2.イラストを描くうえでどのようなことを意識していましたか。


千慧:曖昧な雰囲気を、色の置き方で表したいなと思いました。とくに手前の男の子のぼんやりしているところなどがそうです。
女の子の青色がすごく綺麗で好きだなとなりました。

『お揃いの夜で君に会えたら』の部分をイメージしました。「会えたら」とあるので実際に会っているわけではありません。なのでお揃いの夜を想像している女の子だけはっきりさせるように描かせていただきました。

3.いつもイラストを描く時に大事にしていること、また「曖昧さ」とはどのようなものだと思いますか。


千慧:そこまでなにかに囚われて絵を描くということはあんまりないような気がします。とにかく絵を描くのが好きだということだけです。

「曖昧さ」は見る人に委ねられる表現だと思います。私の描くイラストには、どこで・どんな名前で・なにをしている人なのかという情報がどこにもないと思います。なので見る方によって感じる空気感も違うと思います。私はその明確じゃないものが自分を自由にしてくれると思っています。そんな表現を愛しています。

4.千慧さんにとって「自分を救ってくれること」は何だと思いますか。


千慧:何よりも絵を描くことが自分の救いになります。絵を描くことが楽しいので、つらいことも痛いことも全部描いて消化します。
その中で、自分にとって大切なもの(洋服、靴、植物など)を沢山描いて飾り付けをして美しい記憶として残します。

5.千慧さんは絵画がお好きですよね。誰から、どのような影響を受けていると思いますか。


千慧:絵画すきです。特にジェームズ・ティソが好きです。

影響を受けている部分は主に「場面」です。もしこの場所に自分がいればここに座るだろうな、みたいなことをイメージしながら描きます。

自分だったらこうするのにな、が沢山あるので、それが尽きるまで描き続けると思います。


たった3、4週間でも、僕は千慧さんとのコミュニケーションからたくさん得るものがあって、今回「Melty」を完成させるにあたっては欠かせない存在だったと感じています。

一緒に物作りができて嬉しいです。


これからも変化していく気持ちに名前をつけて残していきたいです。

やとわ・千慧


ps>映画「旅立ちのとき(running on empty)」おすすめです。


春野 
MIST
melty
Up In The Cloud
「fractal」

kojikoji  
頬に一口
愛のままに (kojikoji cover)」

snail's house  
detour

■ Music / やとわ 
Twitter https://twitter.com/yatour_m
Insta https://instagram.com/yatour_m
■ Illustration /千慧
Twitter https://twitter.com/Chisato_Charme




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?