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人類皆、出会い厨になろうよという話。

人は生きていれば様々な出会いを体験するものである。ここでいう出会いというのは、単純な人との出会いだけでなく、新しい趣味に出会うことや、音楽なんかに出会うことも含まれる。そんな出会いは時として、連鎖して繋がり、変化していくものである。

例えば、私は今、アイドルマスターシャイニーカラーズ(通称シャニマス)というソーシャルゲームに熱中しているのだが、このシャニマスとの出会いも、連鎖的なものであり、また、新たな出会いをもたらしてくれた。

出会いは半年ほど前にさかのぼるのだが、そもそも、私はこれまでアイドルマスターシリーズに一切触れたことはなく、接点なんて一ミリもなかった。どちらかというとこういったアイドル系のアニメやゲームは避けるようになっていた節すらあったほどだ。そんなシャニマスとの邂逅は、古くからの友人が、シャニマスにハマっているという話を聞いたことからだった。その友人は、どちらかというとそういったアイドル育成系のゲームや、美少女がいっぱい出てくるようなゲームには興味を抱かないタイプの人間だったのだが、話を聞くとものすごくハマっていた。私はその話を聞いたときは、「今時、美少女系アイドルゲームなんて…w」と心の中で嘲笑し、自分がハマることなんてないだろうな。と高をくくっていた。

それから数日後、私は思いがけず、再びシャニマスと出会った。というのも、私がハマっているアーティストである、小林私さんも、シャニマスをプレイしている人物であり、彼の雑談で事あるごとにシャニマスの話が出てきたからだ。まさか、自身が今一番ハマっているアーティストである小林さんの口から、数日前、自身が嘲笑してしまったシャニマスの名前が出てくるなんて思いもよらなかった。小林さん(あくまで記憶の中の小林さんは)は雑談の中で「小糸は曇らせるほど、イイ!」みたいなことを確か言っていたのだが、当時の私には、その話の内容すら理解できず、何となく損をしている気になった。そこで私は、とりあえず話の内容が分かるくらいには…、キャラの名前を覚えるくらいなら…。と、シャニマスを始めたのである。

結果として、アホみたいにハマった。滅茶苦茶にハマった。その話をすると長くなるのでとりあえず、すごくハマってしまったということだけ伝えたい。小林私とシャニマスという、私の中で別々に存在していた出会いが、私の中で一つにつながり連鎖した瞬間だった。

そして、出会いはここから変化する。

晴れて、小林私さんとシャニマスの融合に成功した私は、小林さんのシャニマスの話も理解し、楽しめるようになっていた。そして、その時見つけてしまったのが小林さんの『シャニマスのオタクが喋っている』という動画である。動画は、小林さんとその友人?である二人の方がシャニマスについて喋るというだけのものなのだが、ここで私はテラさんという絵描きに出会った。

動画を見終えると私は、即座にTwitterを開き、テラさんをフォローしに行った。「すごいなぁ、ものすごく絵うまいなぁ…」なんてIQ3の感想を抱いていると、どうだろう、プロフィール欄に、城戸胎生という名義のサブアカウントのようなものがあるではないか。さらにどうだ、サブアカウントでは絵ではなく、音楽をやっているじゃあないか。絵も描けて、音楽も作れる?何だこのハイスペック超人は。その時、私のこころの中に、せめて音楽くらいは微妙であってくれという願い(嫉妬)が入り乱れた。そんな中、満を持して城戸胎生の曲を聞いてみた。

結果として、アホみたいにハマった。滅茶苦茶にハマった。その話をすると長くなるのでとりあえず、すごくハマってしまったということだけ伝えたい。シャニマスとの出会いは、巡り巡って城戸胎生という新たな出会いを私にもたらしてくれた。

長々と訳の分からない話を書いてきたが、要するに言いたかったのは、自分がいつ、何に出会うかは、全くもってわからないもんだし、苦手かもと思ったものに巡り巡って出会うこともあるし、そうして出会ったものが、また新しい出会いをもたらすこともある。だからこそ、いろんなものに出会った方が出会いのあたり範囲がでかくなって人生楽しくなるんじゃないか?ということだ。

さぁ、じゃあ今すぐ君も、スマホかパソコンを開いて、まずは小林私とシャニマスと城戸胎生を調べに行こう!

それができれば今日から君も立派な出会い厨だ!

君も今日から出会い厨になろう!!!



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