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キノコの世界11

 目を覚ますと、自分がとてつもなく大きな芋虫の目の前にいることに気づいた。

 小人が何か不思議な力でも使ったのか、キノコ、あるいは目の前の芋虫がクッションになったのか。

 上空から落下したはずの少女の身体には傷ひとつなかった。

「頭からキノコ生えてる・・・・・・⁉︎」

 遅ればせながら気づいた。

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 140字小説です。

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夜兎烏 Night Rabbit Crow
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