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キノコの世界3

 

 歩き疲れた少女は、手頃なキノコに腰かける。
 足元には網目状のキノコが生えていた。

「ーー予約したホテルはどこにあるのかしら」

 少女は事前に調べておいたホテルまでの経路を確認するが、地形が全く違っていた。

 どうやら迷ってしまったようだった。

「これが異国の洗礼というやつなのね」

 たぶん違った。

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140字小説です。

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夜兎烏 Night Rabbit Crow
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