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音楽を作る時、大体頭の中で風景を思い浮かべてる

パソコンでDAWの画面を開き、音楽制作に取り掛かるわけだけれど、その際に私は曲のモチーフとしてまず風景を思い浮かべることが多い。

例えば、以前作った曲で「めらめら」というナンバーがある。

疾走感のあるドラムンベースを軸に、叙情的なメロディを乗せているのだが、この曲を作り始める時にもまずなんとなく風景を…というか、シーンを思い浮かべながら作曲に取り掛かっていた。

女の子が怒っている感じで、憎き敵に制裁を科そうとしつつ身体にパワーを溜め込みながら仁王立ちしてる…そんな風景。というよりシーン。

そういうシーンや風景を思い浮かべることで、なんとなく自分が表現したいメロディに近づけることに繋がるような気がする。

逆に、私の場合はそういう風景やシーンを全く持たずに曲を作ることができない。

音楽以外のエンタメに触れることも大事

偉そうなことは言いたくないし言う気もないんだけれど、やっぱり音楽以外のエンタメに触れることも大事だなとこういう時に思う。

ちょっと前に「葬送のフリーレン」のアニメをすべて観終わって、物語の最初の方でこれまで一緒に旅してきた仲間たちがジジィになってあの世に行ってしまったり、なんかヨボヨボになってたりして「私もいつかはこうなってしまうのか…」と切ない気持ちになった。
(ちなみにフリーレンを知らない方のためにちょっとだけ補足をすると、フリーレンはエルフの魔法使いで、寿命がウン千年ととてつもなく長い。旅した仲間がジジイになって亡くなって、人間のことをもっと知ろうとしたところから物語が始まるのだ…ちなみに海賊王を目指したりはしません★)。

その切ないような寂しいような気持ちを思い浮かべて、そういう感情や風景やシーンにあうような曲を作ったり…なんてこともできるわけである。

音楽以外のエンタメに触れて感情を動かしたり、自分だけでは体験し得なかったことを追体験することで、音楽により深みが増すような気がする。

そういう意味でも、創作活動をするにあたって、自分が専門としている領域外のエンタメに普段から触れておくと、そのエッセンスを自分の専門…私で言うなれば音楽に活かせるなと。そう思う次第である。

まぁ、何はともあれ音楽にしろ絵にしろ小説にしろ、何かしらモチーフというか、ゴール的な何かを想像しておくことで少しは作りやすくなるような気がしつつ。

今日も今日とて音楽を作っていくのであった。

おーわりっ!


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