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【旅】【アート】箱根の彫刻の森美術館で見つけた幸せのシンフォニー

箱根の彫刻の森美術館を訪ねたのは、
まさに四季折々の美しさを感じるためでした。

1969年に開館したこの美術館は、
国内初の野外美術館として知られ、
広大な庭園に様々な彫刻が展示されています。

今回のハイライトは
「幸せをよぶシンフォニー彫刻」
このステンドグラスが有名な塔を
メインにご紹介します。
まず、庭園に入りバルザック像を右手に見ながら、
箱根の山々を目の前に庭園を歩いていきます。

目指すは「幸せをよぶシンフォニー彫刻」です。
丘を下ったり上ったりしながら、様々な彫刻を楽しみました。

湿気と暑さがある今日のような日は、
日傘があっても汗だくになります。
途中、目玉焼きのような彫刻や、
人が大地を抱いているような彫刻も見られました。
特に印象的だったのはヘンリー・ムーアの彫刻です。
曲線が優しく、重厚感もありながら、
強いメッセージ性を感じさせる作品でした。

そしていよいよ「幸せをよぶシンフォニー彫刻」に到着。
遠目から見ると、これがその塔なのか少しわかりにくい感じです。
しかし、塔の内部に足を踏み入れると、
その美しさに圧倒されました。
内側はすべてステンドグラスで覆われており、
塔を登りながらこのステンドグラスを満喫できるのです。

塔自体はとても細く、階段も狭いため、若干の怖さもあります。
手すりのさび具合がその恐怖感を助長します。
しかし、上を見上げると、そして周りに目をやると、
日の光が差し込む具合が本当に美しい。
「幸せをよぶ」という題目が理解できる瞬間です。

塔の上部に登りながらも、
下を見るとそれはまた美しい光景が広がります。
上下どちらも満喫できるのがこの塔の素晴らしいところです。


そして塔の最上部に到達すると、
なんと箱根山の展望が楽しめるのです!

彫刻の森の様子も上から望め、
汗だくで到着した後の
心地よい空気と素晴らしい展望に、
なんだかとても幸せな気持ちになりました。

下りも同様に、
ステンドグラスを満喫しながら
一歩一歩降りていきます。


季節や時間帯によって日の光の入り具合が違うため、
その時々で異なる美しさを楽しめるのが
「幸せをよぶシンフォニー彫刻」の魅力です。
庭園入口からはかなり歩かなければなりませんが、
その分感動も深まります。

箱根にお出かけの際は、温泉も良いですが、
自然とともに楽しめる
野外美術館の見学はいかがでしょうか?
彫刻の森美術館は、四季折々の景色とともに、
心に残る体験を提供してくれます。
特に「幸せをよぶシンフォニー彫刻」は、
その名の通り、
訪れる人々に幸せをもたらしてくれる場所です。

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