見出し画像

Hanaemi第2弾 2023秋号ができました

矢田石材店がつくる季刊誌「Hanaemi」の「2023年秋」号が完成しました。石材加工や墓石づくり、墓園整備や葬儀・供養のサポートなどの社業に共通している「心を込めること」をテーマに創刊し、これが第2弾。巻頭企画「ココロ、やどる。」など、季刊誌の内容や取材のこぼれ話をご紹介します。


コバタクさんの「居場所づくり」

今回、「ココロ、やどる。」にご登場いただいたのは、「コバタク」こと、ラジオナビゲーターの小林拓一郎さん(44)です。
名古屋のZIP-FMで長くご活躍され、今は『ブリスフルタイム』という番組を担当している人気ナビゲーターです。バスケットボール好きな方には、Bリーグ・シーホース三河の試合会場で声を張り上げて盛り上げる、ホームコートMCとして知られています。

小林拓一郎さん

こうしたお仕事とともに、取り組んでいるのが、日常の街の中にある「居場所づくり」です。出身地の愛知県豊川市ではかつて家族がブドウを栽培していた畑の土地に無料で使えるバスケットボールコートを、名古屋市中区にカフェをつくりました。

土地や建物の歴史を踏まえる

その二つに共通しているのが、コートやカフェができる前の土地や建物の歴史を踏まえた名前を付けていること。その発想の源にはきっと「心が宿る」ストーリーがあるのではないか⁈ そう狙いをつけて取材を申し込んだところ、快諾していただき、小林家のブドウ畑跡につくられた「グレープ・パーク・コート(通称グレパー)」でじっくりとお話を聞かせていただきました。

グレープ・パーク・コートの、カフェ内のカウンター(中)や飾られたグッズ(左、右)

発想に至った経験などを誌面で

開設のねらい、発想に至ったコバタクさんの体験、ネーミングで得られたことなど、季刊誌で読んでいただければ幸いです。インタビューでは、コバタクさんの米オレゴン州立大学留学でのできごとや、コロナ禍に負けず続いている米ポートランドツアーの秘話など、いろんなお話をうかがいましたが、残念ながら季刊誌では書ききれませんでした。
行く先々で雨に降られることが多いというコバタクさん。取材日も天気が崩れるという予報でしたので、まず撮影をしましょう、となりました。そのかいあって、青空と白い雲をバックに最高の笑顔を季刊誌におさめることができました。
季刊誌に入らなかったエピソードや写真は、いつかこのnoteでお伝えしたいなと考えています。

「先生」に聞く生活のあり方

「お寺でおみおくり」「はなえみ墓園」などを矢田石材店と一緒に取り組んでいらっしゃるお寺のみなさんにインタビューするコーナーは、本宗寺(愛知県岡崎市福岡町)の堀田護さんです。
今年で79歳。すでに息子さんに住職をゆずられた前住職で、ほかの浄土真宗大谷派のご住職から「先生」と呼ばれている方です。岡崎市内にある三河別院の岡崎教務所や京都東本願寺で住職のイロハを教えていらっしゃったということで、葬儀の変遷や本来の葬儀のあり方、生活のあり方をお話しいただきました。

本宗寺の堀田護・前住職

岡崎市福岡町の歴史も

もうひとつ興味深かったのは、お寺のある岡崎市福岡町の歴史です。岡崎市は、個人的に名鉄東岡崎駅や康生通の近辺から「北の方」にはなじみがあるのですが、「南の方」はあまり行ったことがなくイメージが沸きませんでした。「南の方」にある福岡町辺りは江戸時代の前にとてもにぎやかな時代があって、その繁栄に本宗寺が大きくかかわっていたらしいのです。そんな話を本宗寺で聞いてから、車で帰り道を走ると、お寺へ行く時とは通りの風景がちょっと違って見えるような気がしました。

江戸時代の本宗寺周辺の図(左)、本堂の説明をする堀田・前住職

「Hanaemi」は無料です。矢田石材店の各店舗、事業所や、「はなえみ墓園」のある寺院、「お寺でおみおくり」の賛同寺院などで手に入れることができます。

「矢田石材店なう」では、近況や情報などを随時お伝えしていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?