50代女性 総コレステロール値245mg/dLは危険??
血液検査の結果 コレステロールが高かった!
先日、胃カメラと大腸カメラ検査を受けてきました。体験記はコチラ🔻
心配していた「大腸がん」ではなく、ほっとしました。
しかし、内視鏡検査の前に受けていた「血液検査」の結果(下図)も、実は気になっていたのです。
40代で検査した時はすべて基準値内だったような・・・・。
閉経して高くなったのでしょう、きっと。
しかし、自分は低血圧で標準体重。中性脂肪は高くないし、善玉コレステロールは基準内。それでも要注意なの?よくわからない。
「なにか、薬とか飲んだほうがいいですか?」私は医師に聞いてみました。
『コレステロール=悪』は間違い!
消化器内科の先生だったので、「それは市の特定検診とか受けて、指導してもらったら~?」とめんどくさそうに言われちゃいました。
さっきまで、大腸がんやピロリ菌の話には熱心だったんですが。専門外なんですかね、きっと。
とりあえず、食事と運動習慣を見直そう・・・
へたにサプリメントなんかに手を出したら、紅○の例もあることだし・・・、そのうち成人病外来にでも行ってみようか・・・
そんなことを考えながらnoteを閲覧していたら、このような記事を見つけました!
松田しい様の記事によると、
ええ!!そうなの?では、無理に下げなくても良いのかしら。
また、コレステロール薬の副作用についても書かれていて、安易に薬を飲むことの怖さがわかりました。
コレステロール高めの50代以上の方は、一読を強くおすすめします。
コレステロールを下げることのメリットとデメリット
そもそも女性は閉経するとコレステロール値が上がる傾向があり、それは身体を守るための自然な反応。「中高年の女性にコレステロールを下げる薬を処方しているのは日本だけ」「脂質低下薬(スタチンなど)を飲んでまでコレステロールを下げる必要はない」と力説しているのが、この本です。🔻
熟読しました。読んでよかった!
かなり強いタイトルですが、コレステロールを下げることのメリットもきちんと説明されています。
すなわち、コレステロールを下げるメリットとは
心筋梗塞や動脈硬化のリスクを減らすことができる(ただし、コレステロール値が極端に低い場合は逆にリスクが増す)
いっぽうコレステロールを下げることで生じるデメリットにも目を向ける必要があると。
がんになりやすい
免疫力が下がる
うつ病や認知症になりやすい
コレステロール低下薬(スタチンなど)の副作用が多い
これらのメリット、デメリットを理解した上で、さらに自分の体質・遺伝・生活環境などを視野に入れ、自分で判断するべきだと著者は述べているのです。
心配な方は「心臓ドッグ」で「心筋梗塞のリスク」をチェック
日本では、現在「2人に1人はがんになる」と言われていますね。
うちはがん家系です。
父をはじめ、最近亡くなった親族はほとんど「がん」が死因です。
私にとっては「心筋梗塞」より「がん」に罹患する可能性の方が高い。薬を飲んでコレステロールを下げ、結果「がん」のリスクが高くなるのでは本末転倒だと思いました。
そもそも、現在の日本では「急性心筋梗塞」による死者は「がん」の1割以下だとか。
私の場合、血圧・血糖値・中性脂肪は高くありません。
なので今のところ心筋梗塞のリスクは感じませんが、心配な方は一度心臓ドッグで冠状動脈の状態をチェックしてみると良いかもしれませんね。
そのうえで、薬が本当に必要なのか考えるべきかと。
「心筋梗塞」のリスクがないのであれば、「コレステロール値が高いことのデメリット」はほぼ無くなるのですから。
しかし、「心筋梗塞」のリスクが高い人、心臓に病気を持つ人、家族性脂質異常症の方には、コレステロール低下薬は有効であるとも説明されています。
だからこそ、そうでない方は安易に飲むべきではないということですね。
以前、父の主治医に言われたことを思い出しました。
「基本的に薬とは毒です」
どんな薬にもメリット・デメリットがあることを肝に銘じておこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。