今更漫画の「トリコ」について語らせてもらう
まずはじめに、私は漫画業界とか、編集者とか、雑誌とか、詳しい人ではない。なので、書面で感じたままの記事になります。ご了承ください(低姿勢)
言うなれば「単行本派」の派閥に属しているので、多分雑誌発売している会社の方々からは「買ってよ…!!」と言われかねない。ごめんなさい…子供の頃に「雑誌に載ってるのは、書籍化されるから買っても意味ない(要約)」とか親から言われて「そっかー」と過ごしたせいである。
おかげさまで、みんなの「りぼん派だった?なかよし派だった?」とか「ジャンプ派?サンデー派?」には全力で乗り遅れる子供爆誕していました。
今考えると、それで仲間はずれとかにはされてなかったので、私の周りは平和であったし、打ち切り作品とか知って「書籍化絶対にされると確約されてないし、雑誌で人気でなかったら本にならんやんけオカン―――!!」となっているけど、雑誌は買わずに単行本で買ってます。古本で買わずに新品で買っているので関係者皆様方は許して頂きたい(全方位土下座)
とまあ、こんな前置きをしていておいて語るのは、週刊少年ジャンプで連載されていた「トリコ」(島袋光年著)の話題である。
既に連載終了してン年経っている訳だが、こう…ず~~~~っと心のなかで抱えてきていたモニャッとしたものを吐き出したくてこの場を借りさせていただく。
まず、トリコとはざっくり言うと、美味しいものを求めてバトルする漫画である。超ざっくり。
見たことのない食べ物、考えたことが有る「こういう食べ物があったらいいなー」の漫画。
だったんだけどなぁ…(もにゃった点)
まず、私はオタク女であるが、腐女子ではない。こう書くと腐女子の方から怒られそうだが、「とりあえず男がイチャついてても「仲いいなー(友情)」って見るオタク」の部類だと思って頂きたい。私には腐女子(親友)も貴腐人(母)も居るが、厳密に言うと夢小説読んでる派閥である。しかも、夢小説は「あの世界堪能してぇなぁ!」という派閥なので、恋愛以外にも嗜む…これ以上のオタク語りはいけない(戒め)いつか、この夢小説についてもパッション吐き出させて貰おうと思うが、今回は「とりあえず男の友情バッチコイや!な腐耐性持ち(読める)」という人間が読んだ感想と思って頂きたい。
この時点で「コイツのノリ付き合えねぇな」とか「お前のようなオタクは嫌」という方はこのままこのページを閉じてしまおう。他の人の良いnoteを見るか、TVとか漫画とか有意義に時間を使って頂きたい。私の感想は所詮「もにゃっとしたものを吐き出している」というだけなので。
このトリコ、アニメ化したので知名度は多分そこそこあると思うんだが、最終的にどう完結したか。というのはきっと最後まで追ってる人じゃないと知らない話題だと思われる。いやまあ、普通の作品はそうだから何もおかしくはないんですけども…
あ、これネタバレ入ります。もう完結して何年も経ってるからイイヨネ!!ってやってるので、ご了承ください。
この作品、体感というか…なんとなく、ファンが減ったなって思った瞬間があって、それが「トリコがリンとの結婚宣言」あたりで…
個人的にはドラゴンボールで育ってるんんで、全くのノーダメージどころか「待て待て待て待て。キスの描写でなんかこう…情緒あったじゃんあの頃は!!!!」って謎のツッコミを入れていたけど、pixivで腐女子のお姉さまがたが阿鼻叫喚していたのをリアルタイムで見たし、以後作品がほっっっっっっっっとんど供給されない事態にも恵まれたので、区切りとしてはあそこかな…と…
あと、作者(以下しまぶーと親しみを込めて記載させていただく)の描き方の癖出たな~~~~~~って個人的には思いました。
「世紀末リーダー伝たけし」も私は読んでいたんですわ…これで一個言いたいのは、個人的にファンな我が親友の絵が掲載されたけど、逮捕された(知らない人はググってね!!)んで何か泥塗られた気分になるので親友に謝って???ってモンペになりそうなのでさて置き、シリアスをしまぶーが描いていると…こう、独特な雰囲気が出てくるんですよ。
トリコが小松取られて(?)絶望しているシーンとか…既視感有るなって思ったら「トニーじゃねぇか!!!」ってエア本バァァァンしました。
いや、悪いとは言わない。悪いとは言わないけどまた多摩川の土手を「わああああああああ!!」って言いながら自転車走らせてないかなとか思いつつも、この辺りまでは、体感で他の人もトリコの話題を結構出してたと思っている。周りに読んでる人居なかったのでまっっっっっったくわからんのですが…
こう…最初に「トリコってバトル漫画だけど見たことのない食材扱って、小松の料理人としての技術も欠かせない存在…だったよなぁ?」って思ったのが、クッキングフェスティバルでした。
もうちょっと掘り下げよう????
なぜ…何故不穏な空気ありますよ~ってあったのは分かってるんっすけど、小松の料理バトルを飛ばしたのか…
嫌な言い方ですけど、それやれば尺稼げたよ???と思ったんですけど、本筋と関係ないから飛ばしますね~^^って手法ならまあ…うん…ダラダラするよりは…ってなりつつも、個人的に「非戦闘員だが、個人所有の唯一無二の能力がすごい」ってキャラが好きになりがちなのです。あと、強いやつは強いままのほうが好きです。
もっとさぁ!!小松とか天狗のブランチのやりとりとかさぁ!!!なんで戦闘に移行したのかな!!バトル漫画だから!?着席はしねぇぞ!!それを求めていたファンがいた事も宣言しておきますね!!!もう完結しとるけど!!!!
まあ、それでグルメ界編に入る前に結婚宣言で阿鼻叫喚になってましたけど、個人的にはその前で「小松にもさ!!!活躍をさ!!!」ってじたばたしてました。
人間界編だと、小松は小松のままで凄い子だ!ってノリだったのですが…ジャンプでよくある(偏見)戦闘激化に伴うスペックアップ。
いや、スペックアップの仕方!!!!(エア本をパーンッとしている姿)
これは多分、しまぶーの悪癖?なんでしょうけど、段階が「ホップ・ステップ・ジャンプ」って進むなら「ホッ…ジャンプ!!!!!!!」って感じに感じ取れるところが有るんですね。人間界編はじわりじわりと成長してたように感じたのに、グルメ界編どした???生き残れないから強くなったの???死にかけて蘇ると強くなる設定はサイヤ人だけで良いと思うんです!というか、小松は小松スペックで良かったと思うんだけどなァァァァ!!たけし頃の脈絡なく支離滅裂破天荒さぶっ飛び「んなアホな」設定をする癖が出た????
あとグルメ細胞とか、諸々の物語の核心の部分は構成特に引っかかる部分無く読めたんですが…
シリアスになると出てくる、しまぶーのポエミーさ…
なんだろう…悪いわけじゃない、悪いわけじゃないんだしまぶー。ただ、たけしの頃からちょいちょい思ってたけど…ギャグの時のテンポはちゃんとしているのに、シリアスになったらこう…湧き出すポエミーさはどうしたんだ…なんかこう…中心人物が歩いているだけで「おめでとう」「おめでとう」って仄かに笑いながら拍手されているようなイメージが浮かび上がる感じが…(※個人的感想です)
こう、戦いのスケールが大きくなればなるほど、他の漫画とかで感じる「強くなるためのバックボーン」がふわっふわした感じに感じ取れたんですよね。思いっきり個人的な感覚ですけど。
あと、スタージュンと兄弟にするなら、もっっっっっっっっっっとさぁぁぁぁああああああああ(のたうち回る図)掘り下げてほしかったなぁぁぁぁぁぁ!!!
こう、しまぶーって「よっしゃ描こう」ってなった時にガーッ!!って書くタイプな気がするんですよね。いや、私もモノは違えど書く時ガーッ!って書くタイプので分からんでもないんですけど、主人公の!!!兄!!!もっと!!!さぁ!?!!?(※個人的感情です)
こんなにモダモダするの、多分「面白いのに惜しい…!!おしい…!!」って思ったからなんですよね。良いキャラクター居るし、良い設定とかめっっっっっっっっちゃあるように見えるのに、もう最終決戦用に高速かき混ぜハイお待ち!!!って出された気分になってしまったので…
こんなモニョッた感想点だけで気になった人は、ぜひ読んで…読んで「おしい…!!」を共に体験して欲しい…(嫌な勧誘の仕方である)
あと、しまぶーへ。たけしのころから分かっちゃいたけど、服装頑張れ…!!なんかこう、共にドラゴンボールで育ったんだなって分かるような90年代あたりのバトル漫画の服装っぽさが滲み出てるよ…!!ドラゴンボールを例えで出したけど、鳥山さんは週刊連載用に(おそらく)無駄を省いた服装を主要キャラに着せてただけで(なにせ超サイヤ人が金髪になった理由が理由…)あの人はキャラクターデザインとか出来るし、デッサン凄いし、今風の服も描けるから…!
こんだけ書いといてなんですけど、私はしまぶーの次回作を楽しみにしている勢です。リングは買ってないけど、たけし打ち切りからトリコまで追っかけてるし、ちょくちょく売ったりしているけど未だに両方とも売ってないから…!
あと小松、二代目メルクとののとフラグ建ってた気がするんだけど、どうなるんだろう…(しかし完結しているのでわからんというか、あいつら宇宙行ったしな…)
以上、「何処にはき出そう…」として此処に書き出したもにゃっとしたものでした。
notoさんごめんね!!!!
(上記の感想は全て個人的な感想です、ご了承ください)
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