ボトルネック
雑誌The New Yorkerのデジタル版で今週いっぱい(4/24-4/28)は気候問題に取り組む記事を特集として組んでいる。非常に興味深い内容なので注目している。
最初の記事に書かれている2003年のアメリカ北東部で生じた大規模な停電の事は知りませんでした。たった7分間の停電であったけど、米国で8州、カナダで1州を巻き込み、5千万人に影響を与え、数千億円の経済的損失と百人を超える死亡者をもたらした。
これを教訓として迫りつつある環境問題へ取り組むべきだという内容であるが、英語の勉強なので、知らなかった表現だけ取りあげていく。
「superpower」も、「超大パワー」なんてイメージでしたが、「超大国」という意味もあった。このセンテンスに続く「third world」とペアになる。
「overtax」は過度に税金をかけるという意味だけでなく、「一般的に過度な負担をかける」という意味がある。
「upside」も知っているようで知らなかった。「悪い中でもいい点」という意味。
「interconnection queue」ってのも、意味は分かる、「接続待ち」って事だが、何か日本語で専門用語があるのだろうか。こういう質問はChatGPTに訊ねても、「"接続待ちキュー" (setsuzoku machi kyuu).」って言われるだけだった。
「logjam」は「bottleneck」と同義語で、「行き詰まり」。
「badger」は「アナグマ」ということは覚えていても、この動詞の意味を知らなかった。「しつこくねだる、せがむ」という意味があり、「Badger State」はWisconsin州の別名にもなっている。米国の人にとってアナグマは馴染み深い小動物なのだろう。私はどんな動物か見たことがなかったので確認した。
そして、今日勉強になったのは、「red」関連の言葉だ。
「red tape」と「red handed」は、知っていないと絶対に解らない表現だ。必ず覚えておこう。「お役所の複雑な手続き」と「現行犯で」になるけど、理由は辞書をみればいい。丁寧に説明している。
今日の記事で解らなかったところをピックアップした。かなり英語が読めるようになったような気がするけど、まだまだ不十分なので勉強は続ける。理由は語学の学習って楽しいからだ。「Badger」なんて小動物に、色々意味がある事を知ると、文化の違いを感じる。「red」など誰でも知っている言葉にも色々な表現があり、これを身につけていくために多読が必要で、気になったフレーズは書きだしていくのがいいかもしれない。
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