資本主義の仕組み①
皆さん、こんにちは、僕はよく、会社員の頃、なんでこんなに必死で働いているのに給料は上がらないし、自由時間ももちろん少ないしこんなにきついんだろうと悩みまくっていました。そして、個人事業主と投資を始めてから、会社員の時と全く違うやる気と充実感を持つことができるようになりました。僕の感覚では、投資と事業は、被雇用者として働くよりも、お金というものにアクセスしやすいのではないかという感じがしたのです。もちろんリスクはありますが、僕は、会社員と事業主や投資家をやった結果、圧倒的に事業主と投資家の方がお金にアクセスしやすいことに気づきました。この感覚を理論的に説明してくれているのが経済学の古典であるマルクスの資本論です。この本では、資本主義の弱点を見事に分析しています。今回は、その資本論の中から3つのエッセンスに絞って、説明をしたいと思います。
資本主義社会は、お金を含めたすべてのものが商品になる
資本家が欲しいのは剰余価値を生み出すもの
1、資本主義社会は、お金を含めたすべてのものが商品になる
資本主義社会というものを考えるときに、まず、資本という言葉の意味を調べてみました。ここで言う資本とは、お金を稼ぐためのお金という意味になります。つまり、資本主義というのはお金を稼ぐためのお金、言い換えると、お金がお金を生み出す事を良しとする社会だということが出来ます。
そして、資本主義の考え方の一つに、お金を含めたすべてのものが商品になるというものがあります。お金も商品、物も商品、労働力や時間も商品、全部が商品という考え方ですよね。この根本的な考え方を押さえることが大切ですよね。例えば、会社員の方は、自分の労働力自体を商品として会社に売り込み、会社(資本家側)はその労働力を商品として購入する対価として、給与を払っているのですね。もっというと、会社(資本家側)が、お金を会社員(労働者)の皆さんに払います。もちろん、払っただけでは、会社は、資本主義のメリットである、お金によってお金を稼ぐ事が出来ません。なので、払ったお金(給料)以上の利益を会社にもたらしてくれる事によって、会社(資本家側)は、会社員の皆さん(労働者)という部分を経由して、お金によってお金を稼ぐことができるわけですよね。
2、
上記で述べた、部分で労働者側から見た、きつい部分と言うのは、
もらった給料以上の利益を会社(資本家側)にもたらさなければならない事ですよね。この給料以上にもたらされた利益のことを専門的に言うと剰余価値と言います。剰余価値をもたらすものや人を会社や資本家側は求めるんですね。そして、剰余価値を生み出せない人間は、仕事ができない人間とレッテルを貼り、排除しようとします。この事から、お給料が安いと感じる会社員の皆さんの感覚は正しいわけです。つまり、お給料よりたくさん労働して、剰余価値を生み出すようにしなければならいからお給料を安く感じてきつくなるのです。僕は、この事を感覚的に気づいたのは、投資をしているときです。投資は、お金でお金を増やす最たるものですが、ある日、うまく売買できて、一瞬で自分の投資利益が何回かのボタン操作で、自分の日給を大きく上回ったとき、労働だけで収入を大きく伸ばすことの限界を知りました。また、労働が生み出す剰余利益より、お金がお金を生み出すことによって生み出される利益の方が大きいということを知りました。
今日の投稿いかがだったでしょうか?
経済学的にみると、資本主義社会では、労働によって収入を伸ばすスピードと投資や事業によってお金がお金を増やすスピードを比べた際に、後者の方が圧倒的に速いということなんですね。また、資本主義社会は、お金を含めたすべてのものが商品になるという事を説明しました。これは、ITが発達した現代においては、素晴らしいことだと思います。つまり、自分の持つ経験や知識を商品として事業ができるからです。僕も、ネット上の様々なプラットホームを使って情報発信やビジネスに挑戦していますが、自分の待っているものをもう一度見直して、前向きに、資本主義社会をエンジョイしていきましょう。