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"to be" と "being"

おはようございます。インターン始めてから酒をやめていたのですが、抑えきれずここ数日でかなり飲んでしまいました。おかげでnoteも書けず本も読めずだったので、しばらく週1くらいに抑えようと思います。

今日は午前からbosyuでコーチングを受けてきました。そこで得た気づきを整理していきたいと思います。


正しいなんてない


これは何回も面談やコーチングを受けていて気づくことなのですが、自分の考えに正解も間違いもないことを改めて認識しました。
面接ありきで答えようとしてしまうため、どうしても「間違っているかもしれないんですが〜」とか「答えになっているか分からないのですが〜」って前置きをつけてしまったり、「これ思い浮かんだけど答えていいのかな。。。」というふうに自分の考えが正解なのか不安に思ってしまいます。

ですが人間それぞれの考え方・価値観があるので、出す答えなんて千差万別です。どうしても模範回答例みたいな答えを出そうとしてしまうのですが、それを追い求めている時点で不毛だなと感じました。

一部の就活生の間で就活塾が人気あるのって、ある意味ない正解をあると思わせているところにあるのかな、って思ったりもします。もちろん「社会人の当たり前としてこうした方がいい」っていう考えはいくつかありますが。結論ファーストで述べるとか。


ありたい姿で考えてもいいのでは?


僕の21卒の時の就活の反省点が「やりたいことで企業を探していた」です。
それを踏まえ「なりたい姿で企業を探す」ことを意識し22卒として就職活動しているのですが、今度は「なりたい姿」に囚われている自分に気づくことができました。

コーチングしてくださった方は、

・なりたい姿から逆算して企業を選ぶ方法
・ありたい姿から企業を選ぶ方法

の2種類があると話してくれました。ここが今日一番の気づきです。


無理になりたい姿を作るのではなく、「こうありたい」という自分の姿から考えてもいい、と気づくことができました。
なりたいが" to be"とするならば、ありたいは"being"といった違いでしょうか。
"will can must"のフレームワークの話とも若干かぶる部分があるかもしれませんね。

willを見つけることは難しいから、まずは目の前にあるmustをやり続けなさい

とtwitterのどこかの人事垢で見かけたことがありますが、それを今回の話と結びつけると、to be = willで、being = must。目指す姿であり続けた結果、見えてくる未来の姿が見つかるのかもしれない。 

こじつけかもしれないけど、上の考えのような経験は何回かしたことがあります。サークルに入会したての頃、「練習を頑張って上を目指し続ける人でありたい」というbeing像を持っていた僕は練習に打ち込みまくりました。その結果同期の中でも中心的存在になり、サークルの未来のことや団体のあり方について目がいくようになりました。そして「代表になってこのサークルをよくしたい」というto be像が生まれ代表になりました。
そう考えたら社会のことも知らないペーペーがなりたい姿をつくるより、今までの人生で大事にしてきた「こういう人でありたい」という思いから働く場所探しをしてもいいのかもしれませんね。

思えば「何者かにならなければいけない」という強迫観念があったのかもしれません。良い気づきでした。本当に。



僕のありたい姿


コーチング受ける前

・チャレンジし続ける人でありたい
・ワクワクしながら働いていたい
・受け入れられる人でありたい
・周囲を巻き込める人でありたい
・誰かの記憶に残る人になりたい

コーチング受けた後

・現状維持をすることなく、リスクを背負ってでも前に進み続けたい。
・高校の部活のように、目標に向かって努力し続けていたい
・異なる価値観や考えを否定せずに受け入れたい
・困った人がいた時に手を差し伸べたい
・自分が何かやると言った時に、手伝ってくれる人がいるような仲間が周囲にいるような人でありたい
・自分が死んだ時に悲しんでくれて、誰かの走馬灯に一瞬でもいいから残る人になりたい

だいぶ具体化されました。コーチングって素晴らしい。 

原体験がどうこうは省きますが、一般的な言葉から自分の言葉に落とし込めた印象があります。そして自分でもこの言葉により納得できるようになりました。

この後取るアクションとしては、このありたい姿を達成するにはどういうことをすればよいか考えることでしょうか。自分で考えた後にまた面談を通して理解を深めていこうと思います。


このありたい姿を考えた中で得た気づきは、「モデルとなっている人だけでなく、自分が持っている軸もあるから、そこにフォーカスしてもいい」というものです。

ありたい姿を考えた時、憧れた人をベースとしてその人に近づくために必要な要素を挙げていました。これはこれでいいのですが、自分を一定無視している側面もあります。憧れた人のコピーになるのではなく、そこに自分らしさも加える、と言ったところでしょうか。


まとめ


今回のコーチングで得た気づき
・自分の考えに正解不正解はない
・「ありたい姿」ベースで考えたって別にいい
・憧れた人ベースだけでなく、今まで自分が大事にしてきたことを踏まえて「ありたい姿」を考えてもいい

週1くらいでコーチングしてもらうと自己理解が深まりますね。今後も継続していこうと思います。あと朝井リョウさんの「何者」が非常に読みたくなりました。



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