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「余白」を楽しむ

就活の早期化はしょうがないんだが、下の学年の人たちが「就活のために〇〇しよう、就活に役立たないから〇〇やめよう」って考え始めそうでこわい。大学生活もっと楽しんでくれていいんだよ...

って友達がtweetしてて、自分も一瞬ハッとなりました。
めっちゃいいことに気づけた、本当にありがとう。

就活のために大学生活過ごすってクソだなと感じた。


休学→就活は違う


思えばここ最近は就活のために過ごしていた感が否めません。

休学して就活がしたいわけじゃない。将来について深く考えたいから休学した。

最近どうもtwitter就活とか外コン外銀向けセミナーとかやってるけど、自分には合わない、というか違うなと思いました。twitter就活も否定するわけじゃないけど、うじゃうじゃ情報が自称キャリアアドバイザーから流れてくる中で、人からもらった情報に流されていいのか、という思い。

多分この時期から就活セミナーとかガンガン参加している人はめちゃくちゃハイスペックだしGDひとつとってもすげえなと思うけど、そっち側の世界には行きたくないなって嫌悪感を抱いてしまいました。「投資銀行行って世界を〜」「コンサルティングを通じて世界に〜」って言ってるけど、俺そっち側じゃないなと。

なんだろう、慶應じゃなくて早稲田って感覚にとても似ている。泥臭くて人間味がある早稲田の人間の方が好きだと感じるのと同じように、もちろん全員が全員ではないことは分かっているけど、なんだろうな。完成されたことに対する嫌悪感なのか、弱みが見えないことに人間味を感じない不気味さなのか、自分と比較してとても優れていることに対する劣等感なのか、どれもなのかわからないけども。


とにかく、ここ最近の思考・行動の全てが就活に行き着いている感じがしたことに嫌悪感を抱きました。


1本集中型人間は危うい

振り返れば、僕は1つの物事にしか集中できない人間でした。中学も高校も部活、大学はダンスと1個のことにめちゃくちゃ集中する。それゆえ、今までの生活の中では1つのライフステージに対し1つのコミュニティにしか存在していないことがほとんどでした。

そしてこれまでの部活やサークルでは結果は残したし振り返れば楽しかったものの、在籍している時は楽しく感じられなかったのは1つのコミュニティにしかいなかったからなのかなと思います。

1つのコミュニティに全てをかけているからこそ、本命コミュニティの浮き沈みによって自分の感情も大きく左右されます。この時、本命コミュニティにしかいないことが大きく自分に影響されると思いました。本命コミュニティで何か嫌なことがあったり、受け入れられないことがあった時大きくテンションが下がります。他のコミュニティに属していれば、別のコミュニティで楽しむことによって下がったテンションも上がり、結果的に本命コミュニティにもいい影響をもたらします。
でも本命コミュニティしかない時は逃げる場所も本命コミュニティにしかないので、結果どうしようもなく自分で抱え込み辛くなる。

思えば中学・高校で部長やった時も、大学で代表やった時も、他のコミュニティに逃げる場所がなかった時は死ぬほど辛かったんだなと反省しました。
他のコミュニティっていうのは、単純な他団体だけでなく仲良くしてくれる先輩たちや彼女、家族という存在も入ってきます。もっと逃げていればよかったな自分。

ちなみにこの視点から考えると、大企業のポートフォリオ戦略は理に適っているなと思いました。どこかで沈んでもどこかがフォローしてくれるから結果的に安定してる。


就活一本化人間になりかけている自分へ


生活の割合の内9割くらいが就活になっている自分。率直に言ってアホか。

SPIとかやるのもいいし企業研究するのもいいけど、そればっかりやってると1年後つまらん人間になるぞ。もし俺が就活生と話す時、就活だけ頑張ってきた人ちょっと無理だもん。他のことも頑張ってきた人の方が魅力的だよ。受験勉強に特化した人に嫌悪感抱くのに近いかも(ただ夢があってそれに向かって努力してる人は死ぬほど尊敬するしかっこいい)だからいろんな事やれ。いろんな人とあって話せ。とにかく行動しようぜ。

あともしやるならやれ。中途半端が一番後悔する。っていう自戒。


サークルとか、バイトとかって一見就活には関係ない「意味のない」ことかもしれません。その意味のないことを頑張って、楽しんでいたら、それはいつの間にか意味のあることになっているかもしれません。

意味のないことなんてない。

就活はやらなきゃいけないけど、他のこともしつつ。その余白を大事に、楽しみたいですね。





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