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飲酒離れの今後

コロナショックにより飲食店経営が大変、とは連日良く見る話題である一方で、所謂密になりやすい居酒屋などの飲食店経営で収益貢献している大きい部分は、言わずもがなアルコール消費ですよね。忘年会嫌いともいわれる若者もセッティングされ良ければ、飲み会は嫌いではないでしょうし、そこで消費されているアルコールは経済を活性化させてもいました。(だれかオンライン飲み会の回数とアルコールの消費度合いの違い、とか書いてくれないかなー)

また違う軸から見ると、コロナショック前から最近のトレンドとして、「ソーバー」とか「ゲコ」と呼ばれる、飲酒離れの兆候も大きくみられているわけです。飲めない方は別としながらも、身体や精神健康を考えて、敢えて飲まない方が増えている、ということですね。

上記二つの記事にもありますが、『今の若者は、アルコールを飲んで楽しむことは、あまりコスパの良くない娯楽と考えているのかもしれません。酔って楽しむことによるメリットよりも、健康への悪影響や、費やされる時間やお金などのコスト、酔うことによる失敗のリスクなどのデメリットが上回ると判断しているのかもしれません。』これ、あるなー、と思いました。
しかも厚生省の調査だと、成人の半分程度は飲酒はしない(またアルコール依存は男性で12%とか、女性で8%)ということで、ここに飲食店などでの飲み会機会が減少することによる更なる飲酒離れは、構造的な変革がありそうな気がします!

例えば、日本酒、ワイン、ウイスキー、焼酎。地ビールなど少ない種類で専門的、且つ長期的にビジネスをやっているメーカーさんなどは、専門性・ニッチ市場へのアプローチなどで生き残りができやすいのかな、とか。一方で日本の3大ビールメーカーは、度重なる酒税変更に加えて、第三のビールと呼ばれる安価なものは小売りでも売れているものの、伝統的なビールは減少傾向(そしてコロナショックでもっとマイナス影響)となっており、これまでのビール高い収益で他の部門を支えていたというモデルから、飲料(ノンアルや水)への転換、となってきています。(そして日本ー>海外市場、特にオセアニアや欧州へ、という流れになっています。)

その様な飲酒離れの中でも、リポDやリゲインとかはあっても、レッドブルのような所謂広域のエナジードリンク(ノンアルですし)は日本から生まれてこなかったのでしょうか?カルピスサワーとかオレンジ○○のような、ノンアル・ジュースとお酒のミックスはよく見るんですが、それも酒類という軸から離れて商品開発がしにくい、っていう見えない縛りもあったのかも、ですね。

下記には懐かしのエナジードリンクが出ていました笑!


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