「新常態」とかいて「ニューノーマル」と読むそう
コロナウイルスの感染拡大を契機に、様々な業態が新しい生活様式?、もしくは新しい状態へ変化していっている、ようで。前回も社会基盤の大変化の予兆?(第2波への備え)ということを書いたが、今回は既に変わりつつある業態について、書いてみる。
下記のように、学習塾は個別に授業が見れる、オンライン化といった転換が当たり前になるようで(まだ中学生ぐらいから、といった具合なのか?)。塾の生徒同士の教室内の切磋琢磨、とかそういう刺激はなくなってかも、と思うが、同時にいつでもどこでも学習でき、塾自体もスタジオ等さえ完備していればよいわけで。客席有のレストランがUberEats用のキッチンレストラン・フードトラックに変化したように、塾も母体のスリム化、そしてソフト面の充実度合いが図られるのか。
そしてコロナショックの自粛期間中で外回り営業への影響も大きくなったかと。そこでオンライン商談ツールなど、今まででも活用できたツールがオプションからマストアイテムへと変化しているよう。あとはその営業先自体が、受注率の高い営業先となるようなスクリーニングやネットワークがより重要になってくるだろう。加えて今まで営業の移動等で活用されていたタクシーも、コロナショックで出前などの宅配が可能になったのはご存じだろうが、それが恒久化する、との話もある。
同じ軸で話してもよいかわからないが、かなり近い将来、今中国で開発中のデジタル人民元とよばれるデジタル通貨が中国で流通される、との観測も出てきている。Facebookのリブラと似てはいるものの、デジタル人民元は国家のバックアップもある為、公式の通貨へと変化してくのはすぐそこ、ともいえるだろう。日銀もデジタル通貨の研究チームを立ち上げているようで、デジタル円もポイントやタッチレス決済のように、日常になっていくだろう。(そしてお札ってなに?という世代もいつかは出てくるのだろう)
既に見え隠れしている新業態の形。金融政策は既にマイナス金利や金融緩和という手法がニューノーマルからノーマルな政策と思われているのではないか。一方で我々が商業ベースで宇宙でいける、というのが現実的な目標となるのと同じく、時代の変化に応じて、個人個人がニューノーマルへ意識と行動を少しずつ合わせていく必要があるのだろう。
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