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スポーツの収益源が大きく変化!

久しぶりに『おお!』と感じました。それは、日本のメジャー2大スポーツである、野球とサッカーに対する賭けが可能になるのでは、という話題。

合法化された場合、サッカーと野球を合わせて推定年間650億ドル(約7兆1000億円)強の規模のスポーツ賭博市場が誕生する見通し。プロ野球のスポーツ賭博は2024年にも解禁される可能性があり、既に一部合法化されているJリーグのスポーツ賭博の完全解禁も24年に実現し得るとした。

市場規模もさることながら、この事業を通じて今まで観客動員や観客の飲食・グッズ販売を大きな収入源としていましたが、コロナ禍で動員できなくなった収入減少を補う形としては、面白いなと感じました

また横浜や大阪で注目を浴びていたIR(統合型リゾート)招致ですが、コロナ前では地元の賛成反対と叫ばれていましたが、足元コロナ禍で海外の大手オペレーターが日本からの撤退や再考を迫られる中、日本らしい形での野球・サッカーの所謂賭博合法化、はとても意味のある発展形と思います。

また新たなスポーツプロリーグの形として注目しているのは、ストリートダンスのDリーグ。義務教育にダンスが入ったことで親しみやすくなったこともあり、若年層でのダンス人気がとても高く、Dリーグではネットでの有料会員による採点も加味、という新たな仕組みも人気となっている模様。

国内初のストリートダンスのプロリーグ「Dリーグ」が今年、スタートした。全9チームが競い、スマートフォンなどで視聴するファンが審査に加われるのが特徴だ。スポーツとショーの要素を融合させたことで多くのファンを獲得、「ダンス観戦」が人々の生活に浸透しつつある。…Dリーグは1チーム8人編成の9チームで構成し、約2分間のダンスの内容を競う。1~6月のレギュラーシーズンで12戦を行い、合計ポイントの上位4チームで争う決勝トーナメントで王者を決める。優勝賞金は3000万円。…衣装や演出、ステージの斬新さも評価項目で、8人の会場審査員に加えて公式アプリの有料会員によるネット投票も採点に加算。

スポーツつながりでいくと、海外ではスポーツリーグの権利等がPEファンドに一部売却される、という流れがみられています。コロナ禍での収益悪化、という背景は変わらないものの、体制の立て直し方の考え方が異なるのかな、という感じもします。

ラグビー王国ニュージーランド(NZ)の代表チーム「オールブラックス」の運営組織の株主が、商業的権益の12.5%を米投資ファンドに売却する案を承認した。選手協会は反対している。…「形勢を立て直さなくてはならない。シルバーレイクから資本注入を受ければ、国内ラグビーの新たな構想を進め、10代の若者や女子ラグビーなど支援が最も必要なコミュニティーに資金を投じることができる」…20年のNZRの損益は3460万NZドルの赤字だった。新型コロナの感染拡大を受けて試合が減ったり無観客での開催になったりしたため、売上高が前年比5500万NZドル減少したことが響いた。

スポーツとビジネスは切っても切れない関係であり、実際の動員がたとえ減っても、収益多角化を常に考えるというやり方が重要である、と感じます。



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