マイナンバーカードにカッコよさが必要!
特別給付金の一人10万円の話題から、再度認知度(というか名前だけなか?)が上がり始めた「マイナンバーカード」。マイナンバー(個人番号)をちゃんと写真・チップ入りのマイナンバーカードにしていた人は16%程度という状況で、コロナショック直撃!またマイナンバーカードはすぐに作れるわけではないので(申請から発行まで1か月とか)、以前から持っていた人と持っていなかった人の差が出てくるのでしょう、と思う。まず地方自治体の特別給付金の申請処理プロセスや、悩みなどについては下記Noteをご確認ください。
また国際比較をすると、欧州、韓国、中国、そしてアメリカなども個人番号や社会保障番号など、個人を一つの番号と紐づけるシステムがあり、プロコンはあるだろうが、それにより国が動いているのである。
私個人は、個人プライバシー保護の懸念がマイナポータルと住民基本台帳がうまくリンクしてない、とかいう既にバックエンドのことを考えてない、立法段階(国会議員でエンジニアいなさそうーだし)での当初の制度設計もいかがなものか?と思うところもある。マイナンバーカードを大多数の方が持っていればすぐに特別給付金が渡せたかも、というシステムにもなりえたのに、給付の際にかなり頑張っていらっしゃる自治体の方々のコストをあまり大きく考えてらっしゃらない様子。一方で今やスマホを通じて、SNSやGoogleへ匿名でデータを提供している人がかなりおり、それにより受ける恩恵も一定程度あるでしょうが、そのコストは考えてないのかな?何とも矛盾がある気がするのは私だけでしょうか?国際比較しても、もうそろそろマイナンバーカードはスタンダードぐらいにしても、と勝手に思う面も少しありますが。
そんなこと言っていても先には進まないので、今後も見据えて、ちゃんとマイナンバーカードを持っている人はその恩恵にあずかれる、という所謂ニンジンも必要だと思うし、何よりもハイランクのクレジットカードもっているんだ、ばりの、『マイナンバーカードもっているんだ』ぐらいの、酒の場でのくだらないカッコよさ!が見えるぐらいのものになってもらいたいです!
私の場合はマイナンバーカードを活用して、特別給付金を開設初日にオンライン申請したら約一か月以内で振り込まれましたし(郵送の申請書類が到着したのと同じようなタイミング、なのでやはり給付が早かった)、この還元率25%のマイナポイントも消費に活用して、公共サービス向上への匿名データでの活用などに活かせてもらえたら、意義のあるものだと思っています。マイナポイントの注意点を下記にコピペさせてもらいました。日経さんありがとうございます!
『9月の本番までに2つのステップをクリアしておかねばならない仕組みなのだ。まず「予約」。言葉が分かりにくいが、要するに各種オンラインサービスで本人を認証するために使う「マイキーID」の取得を意味する。既にマイナンバーカードを持つ人は今でも作業可能だ。カードに搭載されたICチップをスマホやパソコン(ICカードリーダーが必要)で読み取り、マイキーIDの「発行」ボタンを押すと割り振られる。
その上で7月から始まるのが「申し込み」。これはSuica(スイカ)やPayPay(ペイペイ)など自分が実際に利用するキャッシュレス決済手段を選び「ひも付け」する作業を意味する。そして国費で行われるマイナポイント事業には予算の上限があるから予約の段階で枠が埋まれば締め切りもあり得る。その場合、9月に始まっても還元は受けられない制度設計だという。』