優しくいるのが辛くなった。
というわけで1回目ですね。
最初に何を話そうかと考えたのですが、やはりこれかな?と。
24歳になったときですね。
優しくいるのが辛くなったんです。急に。
今まで出会った人たちは僕に言います。
「君は優しいね」って、初めてこの言葉を言われたときは嬉しかったです。
自分自身も僕は僕を『優しい人間』だと思います。
1度も他人を憎いと思ったことはないですし、妬んだことはないです。
助けを求められれば、出来ることをやってきました。
他人の為にできることをやる。
これを人生の中で重きに置いてました。
幸いなことに明るい性格や、人が集まる体質なこともあり、他人のためになることはやってきたつもりではあります。
でも、24歳のある日。
急に優しくいることが辛くなったんです。
何が辛いとは言えないのですが。
急に辛くなりました。
話すのが億劫になったとか、他人が信用出来なくなった。とかではなく
他人に対して優しい言葉を探すのが辛くなったんです。
辛かったね。
もっと良いことあるよ。
大丈夫。
頑張ってみよう。
この人にかける言葉はどれがいいんだろう。
どうやったらこの人は前を向けるんだろう。
そんなふうに考えるのが辛くなったんです。
でも、辛くなったからといっても、それを辞めることができなくて、、、
まる2年ほど悩んで。
最近になって、やっとこさ自分がなんで辛いのかわかってきました。
軽くまとめると。
・必ずしも正しいとは限らないこと
・それを利用している人がいること
・優しさを求められること
・ときに嘘をつかなけれならないこと
・優しさは返ってこないこと
どんな言葉でも正しいだけでは意味無いことを知ったし、味方を作りたくて利用してくる人もいたし、優しい言葉をただかけて欲しいだけの人もいたし、相手のために嘘をつかないといけないこともあったし
でも、どんなに心を砕いて優しくしたからといっても。それが返ってこないこと。
つまりは。
嫌になったんですね。なにもかも。
他人と話すのが億劫になりましたし。
正直、話すのもめんどうですし。
他人に興味が無くなったんです。
自分の本心がわからなくなったんです。
あのとき助けてくれてありがとう。
あなたのおかげで頑張れた。
そう言ってくれる人がいることはわかります。
でも、それは過去の自分であって、今の自分ではないんですよ。
あのときの自分とは変わってしまって、その言葉が普通に申し訳なかったんです。
今はなんとか割り切れることができるようになってきました。
でも、まだ他人に優しくするのは時間がかかりそうです。