先週の投稿に引き続き、ヤナーチェク作曲『カプリッチョ』のベーレンライター全集版の序文を翻訳しました。
全集版楽譜は専門的な研究者が主要な校訂課程に関わって出版されます。そのため、制作にあたって参照される資料も膨大で、内容の信憑性が高いとされています。ヤナーチェクはいくつかとても好きな曲がある作曲家で、いつか記事で取り上げたいと思っていました。作曲家と演奏家、出版社等、音楽を発表する作業にかかる時間や苦労などを追体験できるエピソードを読むことができて、とても考えさせられる内容でした。
前編の記事はこちら。