脳を快適にする習慣

いつもご覧いただきありがとうございます。

ここ最近はビジネスの基礎についてまとめてきましたが、少しブレイクタイムという事で「脳」のお話になります。

ここ1年は、先の見通せない世の中でストレスを抱えている人が多いかと思います。Facebookニュースのコメント欄の荒れ具合を見ると一目瞭然です。プロフィールをさらけ出した状態でも脇目も振らず暴言を吐く、そんな心の余裕のなさが垣間見えます。

ご存知の通り、ネガティブな状態の脳はあまり良い働きをしてくれません。
なので、効率よく物事を考え、学んでいくためにはこの状況から脱する必要があります。

複雑なシステムの上に成り立っているけれども、リアクション自体は短調。

そんな脳の仕組みについて理解する事で、少しづつ自身の脳をチューニングしていきましょう。

人間を支配するネガティビティバイアス

人間の脳はネガティブな情報を敏感に察知し、記憶に長く残す働きがあります。 これを「ネガティビティバイアス(Negativity Bias)」と呼びます。

なので、世の中に溢れる広告は「〇〇しないとハゲる」のように、顧客のアンテナに引っかかるよう”やらなきゃ不幸な未来が待っている”イメージを発信します。

これは、生き延びていくための本能として危険を察知する能力なので、基本的には生物であればおおよそ持ち合わせています。

心理的安全が保たれているときは前頭前野は良く働き、不安や恐怖に囚われているとき(心理的危険性)は前頭前野の働きは抑制されます。

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