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足底筋膜炎の改善ストレッチ

こんにちは、熊本県熊本市西区の「やすたけ整骨院」院長の安武建です。

「歩こうと一歩目を踏み出した時に足に痛みを感じた」
「長い時間立っていると足の裏が痛くなる」
「足の裏やかかとに鋭い痛みを感じることがある」
「走ると足の裏に痛みが出る」
こんな症状がある方は足底筋膜炎かもしれません。

「散歩や山登りなど、自然の中で体を動かすことが大好き」
「糖尿病や高血圧で、病院からウォーキングを勧められた」
「体重を落とすために、毎朝歩いている」

歩く理由はたくさんあります。身体のために歩きたいが、歩くと足の裏やかかとに痛みを感じて思うように歩けない。せっかく歩こうという気持ちがあるのに、歩けないとなるとストレスが溜まりますよね。
外に出る回数も減って、徐々に身だしなみも気にならなくなる。
身だしなみを気にしなくなると、一気に老けてしまうなんてことも起きてきます。

そんなことにならないように、今回のブログでは足底腱膜炎に有効なストレッチをご紹介したいと思います。

足底筋膜炎とは何か?

足底筋膜炎は、足底筋膜という足の裏を支える組織が過剰な負荷を受けることで炎症を起こす状態です。主にかかとや土踏まずに痛みが生じます。

主な原因

過度の運動
足底筋膜に繰り返し負荷がかかることで、炎症を引き起こします。ランニングやジャンプを伴う運動を頻繁に行う方に多く見られます。

・負担の大きい靴
サポート力のない靴やクッション性の低い靴を履いていると、足底筋膜に過剰なストレスがかかります。ヒールの高い靴・重い靴・古くなり痛んだ靴など

・足のアライメントの問題
扁平足やハイアーチ(足のアーチが高い状態)など、足の形状に異常がある場合、足底筋膜への負担が大きくなります。

・加齢
年齢を重ねると足底筋膜の弾力性が低下します。

・体重の増加
体重が増えると足底筋膜にかかる負荷が増え、炎症のリスクが高まります。

改善ストレッチ

足底筋群のストレッチ

その1


①   正座した状態から、足首を立てる
②  かかとの上にお尻を乗せ体重をかけたまま30秒キープする。

その2

① その1の姿勢から両足のかかとを外側に向ける
② 体重をかけたまま30秒キープする

その3

① その1の姿勢から両足のかかとを内側に向ける
② 体重をかけたまま30秒キープする

目安回数:各一回ずつ
※無理のない範囲で行ってください。

最後に


人間の構造は歩くことを前提としてできているので、健康と歩くことには密接な関係があります。歩幅が広い人ほど、健康で長生きする割合が高いというデータがあります。
体調が悪い時や身体が弱っている人ほど、歩幅が狭くなってしまいます。いつまでも元気でいるためにも、普段から歩ける身体作りをしていきましょう。

ストレッチを続けているが症状が一向に改善しない、できるだけ早く治したい方は、お近くの治療院などに行くことをお勧めします。
もし、どこに行ったらよいか迷われている場合は、当院でも施術を承っておりますので、お気軽にご相談ください。

今回もブログが、足底筋膜炎でお困りの方に届くと嬉しいです。

(監修:柔道整復師 安武 建)

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