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足底筋膜炎になりやすい人の共通点
こんにちは、熊本県熊本市西区の「やすたけ整骨院」院長の安武建です。
日常生活で足の裏やかかとに痛みを感じることは、ありませんか?
「歩き出そうと一歩目を踏み出した時に足に痛みを感じる」
「長い時間立っていると足の裏が痛くなる」
「足の裏やかかとに鋭い痛みを感じることがある」など、これらは足底筋膜炎に多い症状です。
特に一日中立っちぱなしのお仕事をされている方は、足の痛みや不調を抱えていることも多いかと思います。足が痛いと姿勢まで悪くなり、腰痛や肩こりの原因にもなります。
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結婚式や謝恩会などで、ヒールを履く場面では足の痛みが出やすいため、痛みを我慢しながら過ごすことになります。せっかく家族や友人の晴れ舞台なのに、足を引きずりながらだと、心から楽しめませんよね。
実は足底筋膜炎になりやすい人には、共通点があります。共通点を知っておくと足底筋膜炎になる前に対処できるので、足の裏の痛みで困らなくて済むかもしれません。
足底筋膜炎ではない人にも、知っておいてほしい内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。
そもそも足底筋膜炎ってなに?
足底筋膜炎は、足底筋膜という足の裏を支える組織が過剰な負荷を受けることで炎症を起こす状態です。主にかかとや土踏まずに痛みを感じることが多いです。
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足底筋膜炎の人に多い共通点
足底筋膜炎の方を治療させていただく中で、足に共通の特徴があることに気がつきましたので、ご紹介させていただきます。
① 外反母趾
外反母趾は、親指の付け根が外側に曲がり、足全体のバランスが崩れる状態です。足のバランスが崩れることで、足底筋膜への負担が大きくなり炎症を引き起こす原因になります。
② 内反小趾
内反小趾は、小指の付け根が内側に曲がり、足全体のバランスが崩れる状態です。
外反母趾と同じく足底筋膜への負担が大きくなりますが、内反小趾の方は外反母趾よりも少ないです。
③ 偏平足
偏平足は、足のアーチが低下している状態です。足のアーチは、足底筋膜にかかる衝撃を吸収する役割を担っています。偏平足ではその機能が十分に発揮されず足底筋膜にかかる衝撃が大きくなります。
④ 足の裏にタコや魚の目がある
タコや魚の目がある場所は、特に重心がかかっている場所で負担が大きいところです。タコや魚の目が地面に触れると痛みを感じることもあり、かばう様な歩き方になってしまいます。
最後に
足底筋膜炎に多い足の特徴をご紹介させていただきました。この特徴にあてはまる方は、痛みがない段階からケアしておくと、足底筋膜炎を予防することができます。一度自分の足を観察してみてください。
また、大きいタコや魚の目があるのに、今まで気がつかなかった場合は、もしかしたら糖尿病の合併症で足の感覚が鈍くなっているのかもしれません。早めに医療機関で検査を受けることをおすすめします。
普段から足を見る習慣をつけておくと、病気の前兆に気がつくこともありますので、ぜひお風呂上りにでも見るようにしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
(監修:柔道整復師 安武 建)