新型コロナ治療薬は今後使われるのか?
今年度をもって新型コロナ(COVID)医療費の公費支援がすべて廃止されます。これまで多額の公費が使われてきたことや、感染症法上の5類移行への流れを鑑みるのであれば妥当な判断なのでしょう。その一方で100床未満の病院で特例として加算することが可能であった特定疾患療養管理料である147点(1,470円・3割負担で440円)も見直されることから、患者さん側としては診療費の負担が軽減され一般的な診療とほぼ同等の扱いになる訳です。
内服として処方される抗ウイルス薬はニルマトレルビ