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債務超過(泣)なのに、商売も銀行取引も順調な優良企業がこの会社!

「決算書を
読めるようになりたいが
なにかおススメの
勉強法とかはありますか?」

と、仕事がら日常的に聞かれます。

決算書の読み方については
山ほど解説書が出ているし

YouTubeとかでも
会計士さんとかが
解説している動画が
これまた山ほどあります。

ので、
お好きなのをどうぞ!

ではアレなのでw
垰本泰隆が年末年始に読んで
これはイイ!と思った

『財務3表だけではつかめない
ビジネスモデルを視る技術』

決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術

ご紹介します。

著者は銀行を経て
事業会社でCFOをつとめた後
財務コンサルタントとして独立した
村上茂久さん。

本書がイイと感じた理由は

決算書の読み方を
初歩からわかりやすく
解説しているだけでなく、

タイトルにもあるように
決算書からは見えてこない
ビジネスモデルの見方まで

豊富な事例を挙げながら
解説しているからです。

なぜそれがイイと感じたか?

一例をあげると、決算書は
ハッキリ言って最悪な(爆)
債務超過の会社。

一般的には
倒産寸前の会社ですが

商売も銀行との関係も
きわめて良好な
債務超過の会社があると言ったら

にわかに信じられないですよね。。。

でもね、そんな会社の代表格が
誰もが知るあのスタバだったりします!

なぜそうなのかを知ることが
決算書の上辺だけを見て
分かった気になるリスクを避け

皆さんの会社の財務戦略を
向上させるうえで
大いに参考になると思うのです。

『財務3表だけではつかめない
ビジネスモデルを視る技術』

決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術

===ここから目次===

はじめに

第0章
「企業分析:7つの定石」について

第1章
企業の収益構造を把握するP/L

第2章
企業のビジネスモデルが見えてくるB/S

第3章
キャッシュの使いみちを把握できるキャッシュ・フロー計算書

第4章
時価総額から見る企業の評価と分析方法

第5章
なぜ、企業の経営指標ではROEが重視されるのか

第6章
企業の未来予想が描かれている中期経営計画の読み解き方

第7章
今後の企業分析には不可欠となるESGの視点と、非財務情報に関する統合報告書の勘所

第8章
上場目論見書等を読み解くことで企業のIPOを分析する

第9章
赤字でも成長を続けるSaaS企業の分析方法

第10章
コーポレートガバナンスは企業にどのような影響を与えるのか

おわりに
筆者紹介
参考文献

===目次ここまで===

これまた一般的に
赤字続きの会社は
銀行融資など受けられないと
思われていますし

それは一面の事実である一方

たとえば
スキマバイトで有名なタイミーは

上場前の大赤字の段階で
100億単位の融資を銀行から得ています。

何故そんなことが可能だったのか?

についても、
読めば納得の説明がされており

スタートアップはもちろんのこと
中小ベンチャーの経営者
財務担当者が知っておくべきことが
本書は満載です♪

『財務3表だけではつかめない
ビジネスモデルを視る技術』

決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術

400ページを超える大書ですが
手元に置いて必要なときに
ひも解く一冊としておススメです!

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