安野たかひろ都知事選ポスターボランティアLINE記録公開およびまとめ(1/4)
今回、安野たかひろさんの選挙ポスターボランティアに参加しました。その振り返りおよびオープンチャット削除に伴い、ポスターボランティア達の約3週間に渡る行動を本noteに記録として残します。行動記録のためどれも非常に長い作りですが読み応えはあるかと思います。
なお本noteの下段には安野さんの都知事選ポスター活動にまつわる情報を併せてまとめました。
本noteの構成
全部で4つのnoteにて構成されています
第1がこのnote、残りの2~4は行動記録としてLINEをそのままキャプチャ切り抜きしたものを載せています
なるべく時系列で、日ごと&イベントごとにまとめるように努めました
話の前後からカットした記録もあり、すべての網羅はしていません
本noteが想定する読者
2024年の安野たかひろ東京都知事選に参加した方
ポスターマップに興味がある方
選挙ボランティアの行動や変化(カスタマージャーニー)に興味がある方
ポスターボランティアLINE記録の公開
2024年6月11日~2024年6月23日までのボランティアLINE記録公開(2/4)
2024年6月24日~2024年6月30日までのボランティアLINE記録公開(3/4)
2024年7月1日~2024年7月7日選挙当日までのボランティアLINE記録公開(4/4)
LINEの記録キャプチャおよび画像については発言者である各ボランティアおよびチーム安野から事前に利用許可を得ています
本noteについての問い合わせはこちらまでお願い致します
ポスター貼りルールについて
用語について
旧マップ
Googleマイマップを使って運用されていたポスターマップ。選挙ポスター掲示板の設置個所がマップ上に表示されている。告示日以降~2024/6/28まで利用。
- Googleマップ- アプリ版マップ
GoogleマイマップをGoogleMapsアプリ上で使用。アプリの普及率から使い慣れている人が多い反面、ポスター完了データの反映が遅いことも。
- Googleマップ- ブラウザ版マップ
Googleマイマップをブラウザ上で使用。ポスター完了データの反映は早いが、ブラウザ上で情報が見にくい場面も。
新マップ
2024/6/28に公開された、新たなポスター掲示板のマップアプリ。スタッフやボランティアが手動で行っていたマップへの反映作業が自動化され、報告データを基にステータスが自動的に完了する仕組みが導入された。またステータス別フィルタやマップの種類も選択できる機能が実装された。
新マップ : https://anno-poster-map.netlify.app/
報告用LINE
ボランティアが選挙ポスターを貼った後に完了報告をするためだけの専用LINE。これに返信ができるのはチーム安野のメンバーのみで、在宅ボランティアにはアクセス権なし。
ポスターグループ用オープンチャット
ポスターボランティアが集まるLINEオープンチャット。チーム安野が作成・管理を行っていた。参加者は匿名で参加。このチャットの存在を知らぬ参加者もおり、ポスターボランティア全員がこのオープンチャットに参加していた訳ではなかった。
ポスターボランティア
ポスター貼りを担当したボランティアの総称。チャットのみでコミュニケーションを取り合い、ポスター掲示板計14,000か所・100%の貼付を達成した。
ボランティア活動開始後に動画制作ボラや演説ボラを兼任する者もいたが、ほとんどの者はポスター関連の活動のみ。
ボランティア参加者はまずはポスター貼りのボランティアを行い、チーム安野側から何か別の募集がかかった時のみ兼任をする、という流れだった。
在宅ボランティア
報告用LINEを経由して報告されたデータを基に掲示板マップのピンを完了マークへと反映させる作業をしたボランティア。当初この作業はチーム安野で行っていたが反映作業が追い付かなくなり、6/23以降10名ほどのポスターボランティアが在宅ボランティアを兼任した。
6/28の新マップ運用以降は反映作業が自動化された為基本的に出番はなくなったが、アクセス権限をもらった数名の在宅ボランティアはその後も新マップのデータベース座標修正等に奔走した。
マップ開発(データベース含む)
チーム安野が開発。ボランティアの関与はなし。技術チームとボランティアが直接コミュニケーションを取る方法は基本無く、ボランティアはチーム安野のポスター担当者を介して技術チームに質問や依頼を行っていた。
紙データ
東京都選挙管理委員会から手渡された『紙の掲示板住所リスト』をPDF化したもの。チーム安野からボランティア向けに公開されたPDFデータはOCR化処理がされていなかった。
ボランティア参加者が執筆したnote・まとめ一覧
-「安野たかひろ氏選挙活動自主調査」(定量調査報告書・ダウンロード可)
安野たかひろ氏の選挙活動に参加した方の属性・意識の変化等を調査分析した内容が福島さんのnoteにて公開されています。調査結果はダウンロードが可能。非常に読み応えがあり、安野たかひろ氏の動向に興味がある方は1度目を通すことをおすすめします。
https://note.com/room375_tokyo/n/n3cf8595b8747
- ポスターボランティア振り返りの整理(登壇資料)
原文: ポスターボランティア一同
編集: Yuta Nakamura
選挙期間中精力的にポスター貼り活動を行い、途中からは掲示板データの座標修正やその他データの総点検をメインに動いてくださったYuta Nakamuraさん。そのNakamuraさんが2024年7月19日(金)に行われた第16回「mapbox/OpenStreetMap Online meetup」にポスターボランティアの代表として登壇した際の資料です。
- 安野たかひろボランティアとして都知事選2024を振り返る
「安野さんのことは1ヶ月以上前までは全く知りませんでした」
そんなコウシリンさんが安野さんの選挙ボランティアに参加し、なぜボランティア活動に熱中するまでに至ったのか、ご自身の言葉で綴られているnoteです。
安野たかひろ氏選挙ポスターに関する記事等まとめ
※拾えていないものがありましたらこちらまでぜひお知らせください
Web記事
note(チーム安野のメンバー執筆分 ※ポスター関連のみ)
写真・動画 (公式Xより一部抜粋)
【余談】10年前の2014年都知事選でも選挙ボランティアをしていた
2014年に家入一真さんの選挙ボランティアをしていた
今回私は安野貴博(@takahiroanno)さんの都知事選にボランティアとして参加をしました。2014年に家入一真(@hbkr)さんが都知事選に立候補しました際にもボランティアをしたのでちょうど10年ぶりの選挙ボランティアです。2014年当時は集まったボランティアの方々を統括するような立ち位置でした。
安野さんと家入さんの共通点はどちらも『エンジニア』であるという点。安野さんが「テクノロジーで誰も取り残さない東京へ」と訴えているのを目にし、家入さんが当時訴えていた「ぼくらの政策」を思い出しながら2人の共通点を勝手に見出していました。テクノロジーによって日本の行政システムをより良いものに変えて欲しいという思いは昔も今も変わりません。
10年前の都知事選でも、ポスターマップアプリを開発運用していた
10年前の都知事選挙でもポスターマップを開発・運用していました。
2014年の都知事選で家入チームの時は本業エンジニアのボランティア達がポスターマップをherokuで開発し、一般のボランティア達がポスターを貼りTwitterで完了報告をすると、在宅ボランティアが地図の色を変える、という仕組みでした。
以下は2014年のポスター完了報告時の様子です。
@宛先+ハッシュタグ+掲示板番号+写真の4点セットで報告する、というのがルールでした。
(投票日の前日から記録的な大雪に見舞われてしまい、結果的に投票率も下がってしまいました)