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【詩】ペネ・ペネ

私たちは普段【 要請 】があるにもかかわらず、無視を決め込んでいますよ。みてみて。

感覚器官……いえ、並の神経質なら誰でも。いっぱい汚れてください【というのも】です。
裸足でフローリングを歩くと次第に埃が付着し接地面が減少します。

あなたは すぐ

ふふ……ダメですって。ほら、戻って。
シャワーなんか浴びさせないんだから。

自明ですが衣服を全て

シークエンスの移行【▶︎】『転がって』
ネコロガッテ って言ったの 聞こえた?

気分はどうですか❓
あなたが普段気を払っている【清潔さ】に付着。
私ペネ・ペネからすれば疑問で、要請を無視する正当な理由があるのか ないのか です。

裸でくっつく【 壁 】は冷んやりしています。ずっと知らなかったでしょ?

次は汚いシャワーを浴びてきて

『終わった?』『タオルは使わないで』
移行に従い、階段下の物置きを這うように。

【▶︎ある種の一体感ですかね】
人間は皆、切り離された閉塞感に苛まれていると聞きます。手軽に環境との同一化。
及び、忌むべきモノとの【 行為 】を。

『もっと丹念に擦り付けられないの❓』

尊重の結果人間性が濁るのなら笑えますよね。あなたが綺麗すぎて、相手をする気にならないので。

『美しいです』

▶︎ というのが、すっかり付着した【 埃 】に伝うその涙のことですかね。資格があります。

地下のカビにも……その意気です。
先に行っててください。私も後で行きます。
朝まで汚し合いましょう。楽しみですね。

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