認識トゲトゲ私はおみゅりこ。
平山夢明さんの本によいことが書いてました。
ほんとに、何話しても、何書いても面白くない人はことごとく面白くないんです。
『板っきれ』というのは感心の表現でし。つまらない人は『奥行き』をまるで感じないから。
逆に私が気になる人は
うわぁ……
読めば読むほど
聞けば聞くほど
ワケがわからんなるぞ……
って人でし。翻弄されるのが好きなんかな。
次に平山氏は、スティーブン・キングについて言及をします。
キングは、この『脳内で起きている事』を聴き取る力が優れているのではと仮説を立てています。その真意を知るのはキング本人だけでしょうが、平山氏の主張も何となくわかります。
この『聴く力』や『アンテナの感度』を上げるには……という話に及んだ場合、私は閉口する。まるで検討がつかないからだ。
だが私にも『頭の中が騒がしくて常にため息をついている』生活がある。ただ起きて生活するだけで疲弊しまくるのだ。運動不足もあるけど。
私の意思に反してアンテナがトゲトゲしてるのだろう。よほど集中して鎮めるか、表現として排出しないとおさまらない。
しかも、大抵すぐ再び騒がしくなる。
昨日のお風呂上がり、クーラーの部屋で扇風機をあびてる瞬間は『それのみ』に集中できてたな。まあ日常の中でごく僅かだ。
物書きってのは、なんなんだろうな。
どんな経験をしたかよりも、どのように世界を認識しているかがやっぱり大事なのかな。
アインシュタインの『想像は知識に勝る』ってのも、この話題に近いかもな(このふたつは相互に作用し合うと私は考えるが)
……ふう、さてお風呂に入り、扇風機をあびようかな。