龍隠寺ぶらり
埼玉県越生にある龍隠寺
山岳仏教や修験道が盛んな時代に
山伏や修験者たちの手で建立されたとされています
とにかく石段や石畳の苔むし方に
何ともいえない趣を感じます
この空気感が大好きです
この灯籠も素敵ですね
この石畳の苔ぐあいが好きです
歴史は古く、山岳仏教の後 曹洞宗となり
廃れ復興を繰り返したのち
第五世『雲崗舜徳』和尚の頃、龍神伝説が
生まれます。
この雲崗舜徳和尚の龍退治の後、平地となった土地を開墾し
その地にお寺を移し お寺の山号寺号が『長昌山・龍穏寺』となったそうです
徳川家康より『天下大僧禄』に任ぜられ
下野・大中寺、下総・總寧寺と共に『関三刹・関三箇寺』
すなわち関東三大寺と呼ばれるようになった
関三刹は全国を三分し、1万5千寺、2万人の僧侶を
統制する役職でした。その中でも龍穏寺は
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武蔵・上野・紀伊・備後・美作・伊予・土佐・阿波関三刹
讃岐・安芸・周防・長門・信濃・越後・佐渡・豊前
豊後・筑前・筑後・肥前・肥後・淡路・備中
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の23ヵ国、4000寺あまりの曹洞宗寺院を任され
『関三刹の筆頭』と呼ばれました。
”『関三刹』(かんさんさつ)”という言葉これまで知りませんでした。
太田道灌・道真 秀吉 家康
聴いたことのある歴史上の人物とゆかりがあるお寺が越生にあったのですね
山門をくぐり左手に熊野神社があります
この石段越しの狛犬と御宮がまた風情があって素敵です
この御宮の裏と経蔵の壁面の彫刻も素晴らしいです
好きな場所です
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