映画「グラン・トリノ」鑑賞
久しぶりにじっくり映画を観ました
イーストウッド作品の「グラン・トリノ」
wowow録画です
御歳…と彼の作品を観るたびに思ってしまいます
イーストウッド作品は私にはずっしりと重いイメージがあるので
この作品も時間のある時にちゃんと観たいと思ってました
やっと観れました。何年越しだか…w
2008年の作品なのですね‼︎
あんまり、というか前情報は当時の僅かなものだったので
もう忘れてます
どんな展開なのか、バッドエンドかハッピーエンドか
結末は「ミリオンダラー・ベイビー」と似たような印象を受けました
”頑固で家族にも疎ましがられる”
”怒りに満ちた老人の復讐劇”なのは、序盤でなんとんなくわかりました
ここからはネタバレありです
人生の終盤で虚しさを感じ隣人との関わりの中で変わるきっかけを見出し
一人の少年を助けることに残りの時間を費やすことに決めた老人の話です
まさに命懸けで少年の未来を守ったということになるのでしょう
「ミリオンダラー・べイビー」も終盤 ”残り少ない人生の主人公が 全ての責任を負う覚悟”でする決断が描かれています
観た当時は衝撃的なエンディングでした
自分だったらどうだったか、ヒラリー・スワンク演じるマギーだったら、
イーストウッド演じるフランキーだったら、
タブーかもしれないけれど、共感ができてしまう
ちょっと重いテーマがありました
そして、「グラン・トリノ」は
今までのとは違った復讐劇で見た後スッキリ感がありました
イーストウッド演じるウォルトは復讐の方法をじっくりと考えます
最終的には自分はなんの手を下さずに復讐を果たすことになるのです
それまでの流れはちょっとしんどいところ(バイオレンス)もありましたが
最後はちょっと気持ちが良かったです
他にイーストウッド監督作品で気に入ってるのはこちら
ミュージカルを映画化したものでバンド フォー・シーズンズの伝記映画
聴き馴染みのある曲が出てきて見ていて楽しいです
アーチスト伝記系で よくある成功、挫折、復活、といった流れの作品ですが
素直に曲が聴けるだけで、楽しいです
ボーカル役の俳優さんが本人の素晴らしい歌声に近く聴いてて、気持ちがいいです
⬆️この2作品は事実を元にしたものですが
人の命を救い社会から英雄扱いをされたが、その後悪者扱いされるが
その名誉をまた取り戻すという流れのもの
私は両方とも好きです
少し変わり種なのがこちら
霊的なことを描いた作品
これも結構好きです
序盤の津波のシーンが激しすぎて、津波に対して特別な感情がある方には
お勧めできないかもしれません
霊的な能力を持つジョージ(マット・デイモン)が臨死体験をしたマリー(マリー・ドゥ・フランス)と出会うことで、その能力を受け入れられるようになるというような物語です
結構序盤を除くと静かな感じで進んでいく映画です
静かな感じの映画が好きです
ここに書かなかったのでも、結構好きな作品はあります
また他の機会に書いていきたいと思います
最後まで読んでいただきましてありがとうございます