
三国志の再評価
宮城谷さんの三国志を勉強し始めて約2か月経過しました。難しい言葉、読めない漢字が多すぎて、もっと読みやすい本だと助かるなぁと考えていましたが、ようやくそんなことは関係ないぐらいこの本を評価し始めています。
この三国志はいわゆる「歴史小説」ではない。後漢の後半から三国時代の終わりまでのすじを軸にしながらも、そこに関係するあらゆることを淡々と、自然な限り触れて説明していて、その時代に至るまでの中国史に加えて20世紀の発見との関わりまで含まれる、「歴史書」あるいは「歴史の教科書」のような本だ、という感じです。
今の「勉強」が終わったら、完成した資料をこの本を読む人にあげれたらいいなと思っています。自分は単なる読破に2か月、勉強には約1年かかりそうですが、地図や辞書や系図や年表が準備されていれば半年で勉強できると思う。
お勧めの本です。