「ちょうどよい距離感の村」
村民インタビュー第10弾は、平島田地区にお住まいの林駿太さんです。
―――泰阜村歴は?
駿太さん:高校まではずっと平島田で、短大に通っている間は村外に住んでいたんですけど、卒業・就職を機に戻ってきました。
小中学校で一緒にいた人たちとの時間が持てるのが、地元に戻って来てよかったことの一つですね。お祭りとか盆野球とかでも顔を合わせるのはうれしいです。
―――平島田地区の特徴ってありますか。
駿太さん:東商店やJAとかあって、泰阜の中では中心地なのかなって感じはありますね。高齢になると車で飯田に出るってのも大変なので、近くにあるのは便利だと思います。それと、地区の行事の参加率が高いイメージはあります。引っ張ってくれる人がいて、みんなもついてきている感じですよね。
行事の多い泰阜村
―――泰阜村全体としても行事が多いですよね。
駿太さん:そうですね。駅伝とか村民運動会とか、スポーツ系のイベントが多い。身体を動かすのが好きな人には魅力だと思います。
―――特に好きな行事ってありますか。
駿太さん:やっぱり村民夏まつりですかね。
―――夏まつりの一番の魅力は?
駿太さん:近距離のスターマインと、抽選会。「当たるかな~」って毎年楽しみにしてます。今年は当たりませんでしたが(笑)
―――泰阜の夏まつりの花火すごいですよね。グラウンドの半分で出店、もう半分で花火っていう。あんなに間近で花火が見れて、爆発と音が同時っていうすごい近さで、びっくりしました。
駿太さん:小さい頃はそういうもんだと思ってましたけど、すごいことみたいですね。
移住を考えている人へ
―――泰阜村を一言で表すと?
駿太さん:うーーーん、、、。
「ちょうどよい距離感」。イベントがあればみんな集まるし、消防団で集まりがあったりもするし、色々なイベントがあって、村らしく近い距離感で広い世代と関わり、助け合える雰囲気を感じます。
なので逆に日々のご近所付き合いはそこまで気張らなくてもよいかもしれません。
あと、自慢は、星が綺麗なことです。仕事から帰って来てふと見上げる夜空は、「あ、これが(泰阜の)良いところなんだな」って思いました。
―――移住を考えている人へ、何かアドバイスはありますか。
駿太さん:ちょっとマイナスなことになっちゃうけど、地区の行事や集まり、常会* に出てこないってなっちゃうと、なかなか人間関係が難しいかも。
*常会:月1回の地区の集まり。イベントや地区活動の情報共有をする。
新しく越して来ても、そういう常会とかイベントの時には声かけてもらえるから、積極的に参加してもらえると、村での楽しい時間が過ごせるんじゃないかなと思います。
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ご近所付き合いがあるのが泰阜村の良いところであり、村で暮らしていく上で欠かせない大事なことでもあると話す駿太さんへのインタビューでした。