今年の4月から「緑のふるさと協力隊」として長野県泰阜村にやってきました、大原理彩子です。 大阪府出身で、現在は大学院を休学して泰阜村に来ています。 緑のふるさと協力隊とは緑のふるさと協力隊(以下「協力隊」と表記)とは、「過疎化・少子化に悩みながらも地域を元気にしたい地方自治体と、農山村での活動や暮らしに関心をもつ若者をつなげるプログラム」です。(詳しくはこちら) 協力隊に応募したきっかけ私が協力隊を知ったのは、就職活動をし始めた大学院1年生の夏頃。 日本の伝統や自然と関わ
村民インタビュー第8弾は、金野地区在住の岡本伸さんです。南北にあった小学校の統合により平成22年に閉校となった泰阜北小学校の最後の卒業生です。 泰阜北小学校時代―――小学校の特色って何かありましたか。 伸さん:大体の人が歩いて通ってたんですけど、途中から段々人が増えていくんですよね。最終的には1年生から6年生まで一緒になって大人数で通うっていうのが結構楽しかったです。ほぼ全員名前と顔はわかりますし。 ―――えー、すごい。学年を越えた交流の場とかもあったんですか? 伸さん:通
村民インタビュー第7弾は、かつて地域おこし協力隊として泰阜村で活動していた小黒あかりさんです。 協力隊時代 ―――あかりさんは泰阜村で地域おこし協力隊として活動していたんですよね。 あかりさん:はい。大学を出て10年くらい小学校で働いた後、泰阜村で地域おこし協力隊募集があるのを見つけて、2016年から。 ―――泰阜村のことはご存じだったんですか。 あかりさん:大学の頃にキャンプのボランティアで来たことがあって、当時の村長や村の方々とも出会い、「面白い村だな」って思ってい
村民インタビュー第6弾は、地域おこし協力隊4年目のTさんです。 協力隊になった経緯 ―――協力隊になった経緯を教えて頂けますか。 Tさん:営業や警備などいろいろな仕事をしてきたけれど、どれもなんだか違う気がしていたんです。新しく、子どもの頃から興味があった狩猟の仕事がしてみたいと思って、探し始めました。 人付き合いが得意じゃないんですが、猟は人と関わる機会より一人で動物と対峙するような仕事なんじゃないかって考えもあって。 動物を獲ってお肉に加工して販売するまでの一連の流れ
村民インタビュー第5弾は、ぶんちゃんと同じく今年から地域おこし協力隊として活動している小泉洋介さんです。 協力隊になった経緯 ―――ご出身はどちらですか? 小泉さん:奈良です。大学進学で山口に行ったり、大阪で働いていたこともあります。 ―――協力隊になった経緯を教えてください。 小泉さん:大学を出た後、水産業や工場勤務をしていましたが、1年くらい移住を検討しながら各地の地域おこし協力隊体験ツアーにいくつか参加していたんです。そこで見た協力隊の方々は活気があってにぎやかで、
村民インタビュー第4弾は、今年から地域おこし協力隊として泰阜村に派遣された横山聞さん。 中学生の頃、1年間泰阜村に山村留学に来ていて、今も村の方々に「ぶんちゃん」と呼ばれ親しまれています。 協力隊になった経緯、狩猟の魅力についてお聞きしました。 協力隊になった経緯 ―――どうして地域おこし協力隊に? ぶんちゃん:猟がやりたかったんだよね。ここに来る前、北海道の農家さんに住み込みでバイトをしていた時に猟師さんの話を聞いて、面白そうだなって。 狩猟免許もここに来る前に取ってま
村民インタビュー第3弾は大畑地区の早野玲子さん。 大畑地区の特徴や、泰阜村のいいところをお聞きしました。 大畑地区について 玲子さん:大畑はね、人数は少ないけどまとまりのいい部落なの。 何かあると助けてくれるし。 男の衆は「気ままクラブ」、女の衆も婦人会や、それがなくなってからも「ひまわりクラブ」というのを作っていろいろな催しをしていたよ。 ―――班はいくつあるの? 玲子さん:ひとつの班は小さいけど、7班まである。何班かずつまとまった方がやりやすいという声もあるが、な
泰阜村 緑のふるさと協力隊の大原理彩子です。 自己紹介はこちら↓ 今日は、ヌーベルファーム泰阜の見学に行ってきました。 夏はトマト、秋から冬にかけては柿を栽培・出荷しています。 ヌーベルファーム泰阜では「りんか」という品種のトマトを栽培しており、一定の水分量・栄養を保つように機械で管理しています。もちろん、機械のトラブルやトマトの不調などがあったらすぐに気づけるように見回りも欠かさず行っているとのことです。 収穫したトマトの選別、出荷に向けた作業を少し見せていただきま
村民インタビュー第2弾は、泰阜村の中でも特に山深い栃城地区から。 難読レベル、まだまだ初級ですね。 泰阜の人たちはよく「とんじろ」と呼んでいます。 ご家族でアマゴの養殖業を営む木下千代さん。 泰阜村に来たのは20代の頃でした。 ―――栃城ってどういうところ? 千代さん:この家の前の道は、村の財産の村有林を切り出すために開けた林道なんだけど、私が村へ来た頃は道もなくてね。近所だけで暮らしていたから、近くのじいちゃと猫や犬の話ばかりしてたんな。外との関わりもそうないし、話題
第1弾は万場地区在住、横前明村長です。 村長と聞くと、「村で一番偉い人」と、少し遠い存在に感じられるかもしれませんが、そのイメージは一旦わきに置いてみましょう。 村のトップでありながら、泰阜村を心から愛する村民でもある。 そんな横前村長が思う泰阜村について、お話を伺いました。 泰阜村歴―――村長はUターンだとお聞きしました。 横前村長:高校まで泰阜にいて専門学校に行くために村を出て、卒業して泰阜村に帰ってきて役場に入ったって感じかな。長男だし、親父が「役場に入れ」って。
泰阜村 緑のふるさと協力隊の大原理彩子です。 自己紹介はこちら↓ 5月12日に、栃城地区で小城頭の開山祭がありました。 10時から栃城神社で神事が行われ、その後、安全祈願登山に出発しました。 出発前「小城頭はえらい(=大変)よ~~」と、村の方に散々脅されどんな大変な道が待っているのかと思ったら、案外道幅はあるし、わいわい喋りながらスタートして、なんだか拍子抜け?なんて思っていました。 歩き始めて10分ほどで、行き止まりに。 (あれ?登頂?)なんて思っていると、「これ
「やすおか村民100人インタビュー」は、泰阜村に行ってみたい、関わってみたい、住んでみたい!という方に、おもしろい村民を紹介する企画です。 村民紹介に入る前に、泰阜村についてちょこっと予習をしてみましょう。 泰阜村は難読地名だらけ「泰阜村、最初から読めた?読めんら?(読めないでしょう?)」 私が緑のふるさと協力隊として泰阜村に来て村の皆さんにご挨拶したときに、必ずと言っていいほど聞かれた質問です。 村の名前にとどまらず、村内には難読地名がたくさん。 「漆平野」「栃城」「