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現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_優良顧客への適切な接触

優良顧客は多くの利益をもたらしてくれます。したがって適切な対応が必要です。

全てのビジネスでは、優良顧客は特に重要な顧客です。

優良顧客は80対20の法則の通り、ほとんどの利益は優良顧客がもたらしています。

私の場合は、優良顧客はロイヤルカスタマー(最優良顧客)と準ロイヤルカスタマー(優良顧客)にクラスター分けをしています。

80対20の法則で言いますと、ロイヤルカスタマーが全体の5から8%程度。
準ロイヤルカスタマーは残りの15から12%程度と考えています。

ある社長はこのように言っていました。
「優良顧客は、こちらから何もしなくても、勝手に色々と買ってくれる。なので、お金や手間をかけて何かをする必要がない。」

このような考えは、とても危険です。
優良顧客へ適切なアプローチをすることで、さらに大きな利益を得ることができるのに、それをみすみす逃していることになります。

さらに、次のようにこぼす社長もいました。
「競合会社が、同じようなサービスの単価を下げて、新たに参入してきた。それにより、当社の顧客が競合会社に奪われていっている。特に優良顧客が奪われている。」

そうです。
優良顧客をほったらかしにしていると、競合会社が強力な営業をかけてきた場合、あっさりと奪われるのです。

なぜなら、こちらから顧客へ適切な接触をしていないので、商品やサービスに愛着があっても、企業には何らの愛着を感じていないので、同じサービスで魅力的な
提案をされれば、当然ながら、そちらに行きます。

そうなれば、8割の利益や売上げがなくなってしまう可能性もあり、大変危険です。

なので、日頃から優良顧客には接触していないといけないのです。

特にロイヤルカスタマーには必須です。

私がコンサルティングする場合、最初に手を打つのは、ロイヤルカスタマーへのフォローの計画と実施です。

その次が新規顧客への対応という順番で仕組みを構築していきます。

それほど、優良顧客は企業にとって最も重要な顧客なのです。

あなたの会社では、優良顧客にどのようなフォローをされていますか?


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