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現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_自分の情報を知られる嫌悪感?

CRMでは顧客情報を充実させ、その顧客に応じた対応をします。

ホリエモンこと堀江貴文さんがYouTubeで次のような発言をしておられました。

ネット通販で買い物をすると、手書きなどで、つらつらと感謝の言葉を並べた紙が入っている。
気持ち悪いから、やめてほしい。

要約すると、このような感じの発言だったと思います。

堀江さんのような、特別な(特殊な?)方でしたら、そう思うでしょう。

しかし、一般的には、顧客との関係性を少しでも構築する手法であるのです。

少しでもお客様と繋がりたい、という気持ちを持って、
そのような行為に至っているのです。

彼のような、超合理主義的な方は、必要な商品を買うことだけが目的なので、それ以外は余計なことと映るのでしょう。

また、私がまだサラリーマン時代に、ある製薬企業の方にCRMの提案をしていた時の話です。

私は、取引先のドクターの情報を知った上で、そのドクターのための提案内容を練っていくことが重要ではないでしょうか?
と提案しました。

その製薬企業のマネージャーは、
「私なら、自分の情報を取引先に知られていることに気持ち悪さを感じる。」
と言われました。

彼は自分の情報を他者に知られることの嫌悪感を感じているのでしょう。

しかし、相手先の情報を全く知らずに、的外れな提案ばかりされると、どう感じるでしょう。

「もう少し、私に合った、私が必要としている提案をして欲しい。もう君は来なくていい・・・」
となるでしょう。

実際に、その製薬企業は後ほど、CRMのシステムを大々的に導入することになったのです。

悪意を持って情報を活用するのは、論外ですが、相手のことを知り、自分のことを知ってもらう。
そこに、はじめて信頼感が持てるのです。


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